誰かのせいにしてた通りすがり消えていく人の波をただただ眺めているだけで小さな茂みに迷い込んで膝を抱え誰かが来るのを待ち続ける好きで迷ったわけじゃないだけど怖くて目が開けない帰り道が判らないこんなあたしを見つめていたのはひとりぽっちの満月だけ