My Precious Memories

2003年12月04日(木) 月宮殿

誰かのせいにしてた

通りすがり
消えていく人の波を
ただ
ただ眺めているだけで

小さな茂みに迷い込んで
膝を抱え
誰かが来るのを待ち続ける

好きで迷ったわけじゃない
だけど
怖くて目が開けない
帰り道が判らない

こんなあたしを見つめていたのは
ひとりぽっちの満月だけ


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