湧き上がる魂の律動を押さえ鎮める事など不可能不可逆の裏に潜んだ確かな羨望を中心に抱き紺碧の彼方に浮かぶ晴れた静寂を蹴り飛ばして凡て 消し去って無に帰す事に意味など無い其処には初めから何も無い在るのは散らかった衝突の欠片と決して見えない粒子の流れ最後を手にするのは誰の役目か知るのは声を持たぬ者たち心の葦を持たぬ者たち