響き渡る夢に 小船が震える反射した水面はそそくさと遠出の準備をし始めるたった 一雫透き通った青い洞窟に蓄積された鍾乳洞の涙がぽつん と落ちる一瞬の 渦の中微笑む誰かの顔と共に目映い程の明日が覗いてその隙間を通り抜けていく爽やかな 晴れの海頼りない小船はいつかの航海へと力強く 漕ぎ出していく