目が覚めて、誰も居ない。 それが、なんだか不安で。 たった、数時間だったのだけれど。 部屋に一人で居ると、おかしくなりそうで。 こんなんじゃ、春からの生活が不安過ぎる。
そして、改めて。 キミの存在の大きさを、想い知った。
最近のあたしがそこそこに安定して、 鬱にも陥らずに居られたのは、 いつでもキミが傍に、居てくれたから。 それに、ようやく気が付いた。 あまりにも当たり前になり過ぎて。 なんだか、忘れてしまっていたみたい。
あたしは、強くなんか無かった。 あたしは、弱くなんか無かった。
だけど、キミと出逢って。
あたしは、強くなった。 あたしは、弱くなった。
・・・キミに出逢えて、良かった。
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