2005年03月09日(水) |
夏木マリさん・ライブ |
というわけで、行ってきました。 夏木マリさんのライブ。
この、同じ人が 「絹の靴下」を歌った人であり 「里見八犬伝」の玉梓(だっけ?)であり 「ピンポン」の老婆であり 「奥様は魔女」(日本版)の魔女であり 「千と千尋」の湯婆である、というのが 何だかとても不思議に思えるほど 全てがかっこよかったです。 歌声もかっこうも仕草もMCも。 僕は「ほら、オシャレでしょ」「ほら、かっこいいでしょ」 というものを突きつけられると ついつい「ケッ」と思ってしまうことが多いのですが 今日はみじんも、そんな気になりませんでした。 完全なる敗北です(何の勝負だ)。
「小西さんと夏木さん」という「奇跡的な」組み合わせのすごさを あらためて見せつけられた一夜でした。
ちなみに曲目は 悲しみ/私について/私は私/いちばん好きなもの/誘惑されて捨てられて/鎮静剤/きれいな顔の女/二の腕/ミュージシャン/かもめ/鏡よ鏡/ローマを見てから、死ね/悲しみよこんにちは/決められた以外のせりふ/むかし私が愛した人/戦争は終わった/私の青空+1曲、といった感じでした。
「鏡よ鏡」とか 「決められた以外のせりふ」とか 「むかし私が愛した人」(何と、小西さんとのデュエット)とか、「ライブで聴きたいなあ」と思っていた曲がほぼ全部聴けたので とても嬉しかったです。 アルバムだとクールに歌われている曲が ライブではしっとり歌われていたりするのも とても素敵でした。
こういう「大人の歌」がちゃんと売れる世の中であってほしいなあ、と つくづく思います。
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