エスムラネット・日記

2004年07月02日(金) 帰省

 友人と仕事の打ち合わせをした後(最近、意外とハードワーカー)、実家へ。

 夕食に出てきたコロッケが本当に美味しかったので、「これ、美味しいッ」と誉めたところ、母は「お父さんはいつも、何も言ってくれないのよォ」と(明るく)父を責めていた。その後、5月の叔父夫婦+祖母訪問で仕入れた話(「兄弟の中では、母が二番目によく怒られていた」とか)をしたところ、今度は父が嬉しそうにしていた。最近、昔は全く気づかなかった夫婦の微妙なすれ違いに、ハッとさせられることが多い。ちなみに母は、何故か祖母から何度も「みんなが自分を善人だと思っている家は争いが絶えず、みんなが自分を悪人だと思っている家は円満」という話をされたらしい。「それは、怒られるよりも応えそうだ…」と思った。
 そんな四方山話の合間に「最近、タップを習っている」と報告したところ、「亡くなった祖父(陸軍出身の厳格な人だった…)が、時々庭でタップを踏んでいた」との情報が。「血のつながり」を感じた一瞬だった。


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森村明生 [MAIL] [HOMEPAGE]

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