佐藤研の日誌&日記

2001年09月21日(金) 方言講座!

出井です。
日記を書きました。
こんにちは。
昨日から、2ヶ月ほどサボっていた実験を始めました出井です。
今日は再開2日目です。
いつまでテンションが続くか心配です。

最近、
日記に書けるようなネタがないので、方言の話をば。

突然ですが、「方言を使う人」が私は好きです。
その地域特有の文化であり、
暖かさを感じるからです。
特に、かわいい女の子が方言(九州or東北系)を使うと胸キュン☆です。
でも関西人以外は方言を隠してしまう傾向にあります。
もったいないことです。

近年、吉本興業などの普及により、
関西弁がメジャーになりました。
それによって、「ニセ関西弁」を使う人が出てきました。
彼らの言葉は、聞いていて「変」なんですよね。
イントネーションが不自然だったり、
関西弁特有?の「勢い」「やわらかさ」がなかったり。
というわけで、ネイティブ関西人以外が関西弁を使うのは、
イケてないと思うのです。
(個人的に撲滅したいです。)

前置きが長くなりましたが、
「板倉弁」について少々。
私は、群馬県のくちばしにあたる、
「板倉町」というところで生まれ育ちました。
ここは、栃木・埼玉・茨城・群馬の4つの県境がある町です。
おかげさまで、
ここの方言は多くの方言のブレンドにより、
「上州弁」とは少し異なる発展を遂げました。
(前橋で言葉が通じなかったとき、ショックでした。)

例文1
「あーあー、布団せっかく干したのに、雨でくさっちゃったよ」
(あーあー、布団をせっかく干したのに、雨でぬれちゃったよ)

例文2
(相手がいつまでたってもゲームを止めないときなど)
「せーぎりやってろ!(怒)」
(いつまでもやってなさいよ!(怒))

例文3
「皿おっかいちゃった」「うっちゃっちゃえ」
(皿を割ってしまった)(捨ててしまいなさい)

例文4
「ウソべーこくな!」
(ウソばかり言うんじゃない!)

例文5
「かっぱきすぎて、血が出た」「だいじけ?」
((かゆいところを)かきすぎて、血が出た)(大丈夫か?)

例文6
「あすこんちのしゃてが川につっぺって、今日じゃんぼんなんだと」
(あそこの家の息子が川に滑り落ちて、今日が葬式なんだって)


…このように、
方言は、その土地の独自の無形文化なのです。
(祖母の年代の人同士の会話は、外部の人が聞いたら外国語かもしれない…。関東圏なのに…。)
しかし、
現在では板倉も、
方言を使う人が少なくなってきました。
寂しい限りです。
もし、
自分に子どもが生まれたら、板倉弁を口伝継承させようと思っています。

出井的には「日本人総バイリンガル化(標準語&方言)計画」に賛成!
国家事業としてやってくれないかなあ…。


と、いうわけで、次回は森田さんお願いします。


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