2001年11月17日(土) |
ハリーポッター!(とりこ) |
読みましたよ、ハリーポッターシリーズ三冊まとめて! や〜面白かったです。これはベストセラーになるのも判るなあ。 まあ、正直言うと一冊目あたりは「良くできてるけど物足りないなあ」なんてエラソーに読んでましたけど。 アズカバンの囚人に入ったら、ぐいぐい読めるのは相変わらずながら(さくさく読みやすい訳だよね)クライマックスではほろりと。 そのちょい前までは「え〜〜、ここで××××ネタ?安易すぎない?」と突っ込み入れつつ読んでただけに…。 くーー。やられた!上手いなあ。 でもさ、ティッシュで涙を拭きながら英和引いてるのって…。 あのー、読みやすいのはいいんですけど、もうちょっと訳文、頑張って欲しかったなあ。私の英語力は置いといて、小学生も読むんだから。 ここだけじゃなく、例えば「HBは首席じゃなくて石頭って意味だろ」なんてそのまま読んだら何じゃそりゃ?でしょー。(笑いどころなのに!双子なのに!笑) 微妙に人名ではないから、雅号風に上手くやってほしかったっす。 せめてルビふってくれい。
と、訳は改良の余地ありありなものの、作品自体はほんと良くできてる。 全体像から細部の設定までよく作ってあるけど、自分的に感心したのは「下品ネタ」の絶妙のさじ加減。子供、中でも小学生男子ってこういうの好きだもんね。 同様に子供ウケしそうな要因としてビジュアル喚起力が挙げられるけど、これは凄いよねえ、特に第一作目。 ざっと思いだせるだけでも、パブ・漏れ鍋にダイアゴン横町、9と3/4番線から出る紅の蒸気機関車、空中蝋燭に照らされる大広間と組分け帽子の呼ばわる響き……そして勿論、初めての飛行訓練授業とクイディッチ!ハロウィーン!クリスマス!! 忘れちゃいけない、ピーブスやほとんど首無しニックらゴーストたち、細かいところでは蛙チョコカードなんて面白そう。 んもーこれを映像化しなくてどーするっ!てね。 あ〜〜公開日が待ち遠しいです。
おっと、愛しの♪ハーマイオニーについて。 ハーマイオニーってギリシャ神話のお姫様の英語読みだったんですね。 正しくはヘルミオネー(Hermione)。 トロイのヘレネーの娘…というからには美人には違いないんでしょうけど、いまいちどういう女性だったのか判らない人です。(愛人を謀殺しようとして失敗したとかなんとか…) ん〜〜、ヘルミオネーも悪くはないけど、ハーマイオニーほどでは。 どっちにしても、ハーマイオニーが刷り込み済みなので、もう彼女はハーマイオニーとしか呼べませんね。 名前負けしてない可愛さ。勝ち気な秀才少女って好きです。(ビジュアルのみなら綾波なんだけどねえ…ってチガウ。←賞味期限切れもいいとこなネタですけど、エヴァやっと見たばかりなんで見逃してやってください…) どうやらハリポタシリーズは一作一年で進んでいくらしいので、この調子で行くと思春期につきものなラブ!展開もありそうだなあ。(それっぽい伏線も三作目にあったし) ええと、ハーマイオニーはロンですよね。当たり前ですよね?>ローリング様 喧嘩しつつ、支え合いつつ二人してハリーを見守るというのがvv
ドリーム展開中〜。四作目がこれまた待ち遠しいです。
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