2001年10月26日(金) |
いまさら「エヴァ」語り・その2(とりこ) |
いまさらな上に文句たらたらな内容になると思います。 そんなのでも読んでいただけるのなら。↓ イヤ〜な気持が伝染したら申し訳ない。
とにかく「気持ち悪い」の正体を解明したい。(って何か大袈裟ですけど) なんなんだこれは、と思って。
「毒」に当たったのかなあ、とも思ったけど、毒になるほどのシロモノでなし。うーーむ。まあ、あの実写映像のあざとさや碇ユイ語りの薄っぺらさ辺りに耐えられなかったんだろーなー。 一応前向き?な終わり方してるけど無理ありすぎ。ナイーヴな少年の内面を描こうとしてるけどそんなのポーズでしょ?としか思えない。
あ〜〜この感じ、何かに似てるよーー何かを思い出させる。 ……そういうものはね、自分と自分の大切な人(はあと)だけに見せるものなのよー。赤の他人に見せるモンじゃないのよーー。いい子だからしまっておきなさいね〜。でないとケーサツ呼ぶよッッ!(怒)みたいな。(もうちょっとマシな例は思いつかんのか?)
隠されるべきものを顕わにすることで、グロテスクでショッキングな映像と言葉によって、人の気持ちをぶんぶん揺さぶろうとするのが嫌だ。 無理矢理何らかの感情を生み出そうとするのが。 つまりはそういうことなんだろうな。
それにつけても人類補完計画なるものがわからない。 補完したい(されたい)心理というのも理解しがたいが、個人レベルで解決できる・すべき問題を人類でやってしまおうというのがどうにも。集団自決するカルト宗教集団と同じだ、というのなら納得できますが。あー全くもってわからない。
エヴァンゲリオンの人気って突っ込み甲斐ありすぎなところ? もしくは愛憎反するってやつ? さもなきゃあやめみたく「"途中までは"おもしろい」なら分かるんだけどなー。 私も途中までなら面白い!だな。 前半のシンクロナイズドアタック!の回(あれは笑うところだよね?笑っていいんだよね??)や変な民間ロボットの回、停電の回とか好きだったー。アスカ登場回も! それで一番好きな回はねーーー18話かな。命の選択。それまでの好きな回とは違って辛くやるせないお話だけど、繰り返し見てしまった。残酷で救いようのない現実を淡々と描いて、リアリティあるフィクションとして引き込まれた。いわゆるロボット物の伝統的手法にのっとった作品として完璧にかっこいい!参号機が山影から姿を現すモニターヴィジョン、鳥肌立ったよ〜。(エンドロール見たらコンテ&演出・岡村天斎。納得) 続く19話は全く違うアプローチ…つまりエヴァなやり方でエヴァな世界を描いていて…とってもエヴァで楽しめる回。ここまでは面白かったのよ。 なので私としては新世紀エヴァンゲリオンは19話で終わり。 あ、24話は特別番外編(女性仕様)として加えてもいいな。大爆笑。 鬼神アスカ@G線上のアリアも捨てがたいが我慢しとく。
「新世紀エヴァンゲリオン」……作品中の謎よりも物語が、登場人物が、作品そのものが謎……凄い作品だと思います〜。 勿論面白い……ところも沢山あるよね。 見て良かった……な。うん。 少なくともアニメレビュー読んでて「これって エヴァだね」って何よ〜〜ちゃんと説明してよ〜〜っ!(ToT)てのが無くなる(多分)だけでも。
おそまつ。
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