夏ですね。そんなわけで終戦ネタが多いんですが、最近そんな中で
「特攻とか、沖縄戦とか、硫黄島でとことんやったんで、アメリカの連中はこいつらヤバいとおもって、日本の国体は保持したまま、武力を持たなくさせて、それが日本の繁栄につながった。」系のことをおっしゃる方がいらっしゃるんですが。
アメリカ人さんのそんなリップサービスを真に受ける方がいらっしゃるからびっくりです。広島長崎に原爆を落とした方々にお世辞いわれて鼻の下ヒクヒクさせてる方々って本当のヴァカなんじゃないでしょうか?あんなことする様な奴らが日本人をリスペクトするって?少しは疑いなさいよ。
特攻は恥です。はっきり言って。もともと現場レベルの暴走戦術だったアレを、許可したあげくに最終的に軍全体の普遍的な戦術にしたというところは日本軍が本当にダメだったとしか言いようがない。硫黄島はともかく、沖縄戦も住民の犠牲を大量に出した時点で「軍」としては大いなる「恥」と考えなければならない。
太平洋戦争にはほかにもインパール作戦とかダンピールの悲劇とか本当に軍の上の方がひどすぎる事例があるわけでして。んでこういう「上」の失策を考えなきゃいけないと思うんです。んで、こういう性格の「軍」をもってしまったことは、やはり日本人全体の問題として反省しなきゃいけないと。そういうレベルでの反省もひつようなんじゃないかと。
まあ、偉い人がすでにやってくれてるような気がしますが。・・・それにしては脳内お花畑な言質が聞こえてくるようになってきたので微妙な気分に。
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