口の中に果実を模倣した甘味が広がる。わるくない。いつも食べているものに比べると少々かみごたえが足りないとはおもうが、子供むけならばこんなものだろう。納得しながらイチゴ味をのみ下し。次にオレンジ味をつまみ口に放り込む。
たまに入ったスーパーの菓子売り場で見つけたフルーツグミにそれなりの満足を感じほくそ笑む。レジを通してからすぐにポケットに放り込みつまみ食いしてるのは、いい大人としては少々みっともないとは思うが、お菓子を持ったのなら食べずにはいられない。とくにグミで、まだ食べたことないとなれば、どうしても我慢できなかった。
最近、グミにはまっている。なんでハマっているかといえば、グミの主成分のゼラチンが実はコラーゲンで肌にいいとかそういう理由もないこともないが、なんだかんだで、好きなのである。グミが。昔からすきだったのだが、そんなにクローズアップされることもなかったのだが、ここ一年で実はすごく好きだったということに気が付いてそこから止まらなくなっている。
特に好きなのは、周りにクエン酸の粉がかかっているタイプだ。あの、すっぱい粉がまぶしてあるやつ。ピュレグミのライムサワーなんてたまらない。酸っぱさと果汁味でそれを食べている間は幸せでいられる。ただ、ピュレグミは柔らかい。確かに食べやすいのだがどうもグミを食べているという気がしない。
そんな理由で、いまのところ、SOURSをメインに食べているのが今の私である。クエン酸をまぶしているうえにハードタイプで果汁味。たまらない。どう考えてもこれはグミ好きのヘビーユーザーのためにメーカーがつくりだしたものとしかおもえない。ラムネ味がおいしい。グレープ味も青りんご味もじつにすばらしい。
ただ、そんなことを言いながら、見つけてしまうと最優先でとってしまうグミの味がある。コーラ味だ。コーラ味のグミを見つけてしまうとどうしても触手をのばして、ピュレグミよりもサワーズよりも優先してしまう。
理由は、わかっている、子供のときにたべたコーラアップの味がわすれなられないからだ。なんであんなにコーラアップがうまかったのだろうか?コーラ味のグミを食べながらあの頃のコーラアップを思い出す。さすがにあのときの美化されたコーラアップの味にはおよばない。
ふと調べたらコーラアップは再販されていたようだ。しかも、そのコーラアップ、しばしば私がたべているコーラ味グミだったりする。パッケージの絵柄が違うので気づかなかった。つまり、私はコーラアップを食べながら、コーラアップの方がうまかったとか思ってたわけである。
昔を美化するっておそろしいね。味覚でさえこうなんだもん。
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