遅ればせながら我が静岡県でも裁判員裁判というのが始まったのですが。 ・・・やっぱ、あれ、おかしいよ。というか、ヤバイよ。
その事案ってのが、まさに一人の男が一人の男を殺したという、典型的な殺人。まさにラーメン屋だったらふつうのらーめんって感じの殺人事件だったわけですが。そうすると当然のように、被害者の家族が証人として出廷するわけです。
んでさ、被害者の娘がさ、
「父と同じ苦しみを味わってほしい、極刑を望みます」
とかいうんですよ。・・・いわせんな、そんなこと。いや、被害者の家族の心境を考えるとそういう発言するのは当然とおもうけどよ。被害者、39歳だぜ?その娘だから、どんなに成長してたってギリ成人くらいだろ?そんな娘さんに、公共の場で、「こいつ殺してください!」っていわせるってのはどうなのよ?
変な宗教とかじゃないけど、言霊ってものはあるかもしれないんだからさ。そういう言葉は吐かない方がいいと思うんだ。それも公の場で報道されるなんだから・・・よくないと思う。おいらは。
被害者の人権ってよく言われるけど、それは加害者への厳罰化ってのとイコールかっていうと違うんじゃないかとおもうんだけどね。うん。
しかし、この事例をみるかぎり、これから殺人事件の裁判員裁判には、被害者の家族がでてきて愁訴するのがデフォになるのかね?・・・なるんだろうなあ・・・。証人ってのは、それこそ証拠みたいなもんだろ?家族ってのはたんなる関係者で証人でもなんでもないだろ?少なくとも今回はそんな感じだったわけで。
検察ってのもあれかね?やっぱ重い刑を引き出した検事さんが敏腕ってことで出世するようになってんのかね?そんでもって家族とか普通に引っ張り出して裁判員に感情的に訴えて重刑を狙うと。
そんでもって弁護側も今度は加害者の関係者をだして涙ながらに弁護させるようになるんだろうなあ・・・。涙、涙のお白州ってかんじですな。・・・そのうち、関係者涙の訴え合戦になって被害者のことが中学生ぐらいちょっと好きだった女の子とかでてきたりして。・・・もはやわけわからん。
少なくとも、裁判制度だけは我が国においては退化したようです。最近。
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