すずキみるくのGooden 妄言
旧牛乳式形而上精神論理構造研究所日報

2007年07月05日(木) 快挙について

えー・・・われらが愛する静岡新聞が、やってくれました。

<2007/07/05-12:25 静岡新聞が無断引用=コラムに、ネット事典から
 静岡新聞社は5日、6月29日付朝刊のコラムにインターネット百科事典「ウィキペディア」からの無断引用があったことを明らかにした。5日付朝刊に「お詫び」を掲載した。
 無断引用があったのは、死去した宮沢喜一元首相について書かれたコラム「大自在」で、1970年代の北方領土交渉で、話をはぐらかす旧ソ連の外相を脅して席に着かせたというエピソードと、サンフランシスコ講和会議50周年式典でのスピーチを「日米関係の21世紀への遺言」とした部分。
 同社によると、執筆した論説委員がこれらを世間に広く知られていると思い込み、出典を明示しなかったという。掲載当日に読者からの指摘で発覚した。










一見、不祥事にみえますが、これは快挙です。わたしたち静岡県民の静岡新聞は、自社の不祥事になるというリスクを背負いながらも、静岡県民でもウィキペディアが使えるということを全国、いや全世界にアピールしてくれたのです。いくら静岡県民でも、新聞記者ほどの知的エリートになれば、ウィキペディアぐらい余裕でつかいこなせるということをアピールしてくれたのです。全国のみんなー!!静岡県にだってウィキを使える人はいるんだよー!!思い知ったか!!インターネットだってきてるんだよー!!これでまた、発覚したのが静岡県の読者からだというのが、また素晴らしい。これで静岡県には少なくとも二人はウィキを使っている人間がいることが証明されました!!

ああ・・・なんてすばらしいんでしょ、静岡新聞って・・・。こんな大きなリスクを背負って、静岡県がギリギリインターネット通ってるってアピールしてくれるなんて。やはり地域格差が問題になる昨今、地方からの文化的なアピールを率先してやってくれたと考えるべきでしょう。コラム書いてる記者が「どうせインターネットもろくにつながってないんだ、ウィキなんてしるわけないべ。」とか読者をなめて適当に盗用したなんてことは絶対にないよね!

今年の春先に「祝開通!!ADSL!」ってチラシみたときには泣きそうになったけど・・・。実家の近所まだ光来てないけど・・・。

さあ、静岡のみんな!勇者静岡新聞と一緒に大きな声で叫ぼうじゃないか!


「私たち静岡県民はウィキペディアを知っております!!」


「私たち静岡県民はウィキペディアを使いこなせます!!」


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みるく

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