すずキみるくのGooden 妄言
旧牛乳式形而上精神論理構造研究所日報

2006年11月17日(金) いしけん


みるくさん、みるくさん。


どうした、にしむー。ってここでは初登場だから一応ご挨拶しなさい。


あ、どうも。一応みるくさんの後輩やってる「にしむー」です。以後よろしく。・・・なんでよりによってGX9900なんですか?



いやさ、この前「好きなロボットは?」ってきいたらこの打ち切りガンダムがすきだって言ってたからさ。なんならリン・・・先生ご直筆の上白沢慧音さんのほうが・・・。


GX9900でいいです!!GX9900がいいです!


アンダーザムーンライトは話がすすむごとにしょっぱくなって終わったな・・・。実は一巻出たとき結構期待してたのに。


・・・まあ、あれは・・・。それはともかくとして石川賢先生がお亡くなりになってしまいましたよ!!


・・・あっ、そう。


なんすかその淡白な反応は?みるくさんといえば、かなりのスパロボ野郎だったのに。


石川賢といえばねー。エヴァンゲリオンでさ、碇シンジの名前の由来がさ、樋口シンジからきてるってのが庵野監督の公認での由来になってるけど、個人的にはどう考えても魔獣戦線からじゃないかなあと。両方とも父と子が主役なんだけど

           父親             子
 魔獣戦線    来留間 源三        久留間 真一

 エヴァンゲリオン 碇 ゲンドウ        碇 シンジ

久留間を車に読み替えればもうバレバレですな。もちろんみんなわかってるんだろうけどあえて言いたくなっただけです。


いや、そんなことは結構どうでもいいんですが。なんかコメントとかないんすか?


うーむ・・・。なんていうか・・・。妙に納得はできるんだよなあ。


何言ってるんですか!?納得なんてできませんよ!ゲッターはどうなるんですかゲッターは!アークはあれからどうなるんですか?真ドラゴンは!?エンペラーは!?


いやあ、あれですよ。いつもの「また新しい戦いが始まるんだ!!」ですよ。ダイナミックプロお得意の。
いつもは漫画だったけど、こんどは作者がそうなっちゃっただけの話だろ?


うわー不謹慎だなあーなんかすげー不謹慎なこといってるなーこの人。サテライトキャノンうっちゃおうかなあー?


だってゲッターは絶対完結しないもん。つーかゲッターロボのゴウで真ゲッターが火星に飛んでったとこで封印しときゃあよかったのに。そこからとんでもないもん引っ張り出してきやがって。


・・・まあ、確かに。あの世界はとんでもないっすからね。


つーか、ゲッター宇宙を描くためにとんでもない大風呂敷をひろげちゃってたからなー。ぶっちゃければあの宇宙的世界観を書ききるためには三大宗教クラスの宗教を一から立ち上げるくらいのエネルギーが必要だったからね。


言われてみればそうですね。ゲッターエンペラーとかになってくると「信者」じゃないと絶対ついていけませんからね。


晩年になってくると本当にロボットがかっこいいんだわ。どっちかといえば「メカ」というよりも「仏像」に近づいてたもんな。・・・つーかあの世界をオクスリ抜きで描いてるんだもんな。脳内麻薬の分泌量がやっぱ異常としかおもえんかったな。


ゲッターが、ゲッターがっていってましたしねえ。ほとんどゲッターに取り付かれてましたからね。


・・・ゲッターだけじゃないからな、しかも。


・・・え?


「ゲッターサーガ」「虚無戦記」「魔獣戦線」少なくともこの3シリーズにかんしてはとんでもない宇宙風呂敷を広げて未完のままになっとる。「魔獣戦線」はゲッターとおなじように寝た子を起こしちまったパターンだな。「虚無戦記」に関して言えばスケールがでか過ぎたマニアックな短編を片っ端から集めたスケールでいえば、「ゲッター」や「魔獣」すら上回るというとんでもねえユニバースだ。


・・・つーことは、もしかして。


うん。はっきりいえば石川賢の寿命が200年はないと完結しないレベルにすでに突入していたわけよ。多分最終的には、すべてのシリーズが一つの宇宙観に統一されていくような気もしないではなかったけどな。天才の永井博士でさえジョーカー神話を一本で勝負してるからねえ。


たしかに、そう考えれば不自由な肉を捨てて新しい世界に飛び立っていったというのもあながち馬鹿にできませんね。死に方も突然死だったらしいし。


酔っ払いながら脳裏にうかんだゲッターとかの幻影に導かれて、ふらっとあの世にわたっちまったのかもな。ある意味では漫画家としての大往生といえんこともないかも。まあ、君が死ぬときは慧音たんが「東方の世界においでよとかいって・・・。


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