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「お光さん」 <> 23 Nov 2002 14:34:41
「お光さま」は俗称で、正式な教団名は「世界救世教」である。 教祖の岡田茂吉は大本教の信者で支部長にまでなったが、自己の霊力に自信を持ち、 岡田式指圧療法をひろめはじめた。ところが翌年、医師違反に問われたため活動名を 改称して再出発したものの、昭和十五年には再び医師法違反に問われてしまった。
終戦を終え、「掌からでる霊波ですべての病気を癒す宗教」と評判となり、医薬品が 極度にとぼしかった時代を背景に多くの人々をひきつけたのであった。彼は病気治療に 薬を用いる近代医学を否定した。霊の曇りの本質は薬毒にある。薬毒には祖先からうけついだ
先天性薬毒と、生まれてから体内に入れた後天的薬毒とがあるが、病気になって、 もともと毒である薬をこの原理を知らないで用いると、一時的には快方にむかっても、 毒が体内に蓄積されるだけであってますます病気を重くする原因になるのだと説く。 病気になれば「浄霊法」を行って、体内の薬毒をとりのぞけば霊の曇りがのぞかれ、 霊主体属の原則で体力が増進するというのが、彼の病気癒しの方法である。
この薬毒論は終戦時の疾病に悩む大衆をひきつけたが、反面、 医師による診療を拒否したための過失致死が問題となり、ジャーナリストの 激しい非難となってあらわれた。
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