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1975年03月12日(水) a

免税されている真光スクール: 真光の野望の1つは、岡田氏の教えに基づいた学校をつくることである。彼は帝国主義、軍国主義、国家神道を決して捨てなかった。日本の真光信者の校長は、最近時計を100年前に戻し、1890年に発布された教育勅語の一部を毎朝朗唱するように指示した。教育勅語は衆参両議院において1947、1948年に排除・失効確認が決議された。それは、国家への忠誠、軍国主義、先祖への崇拝などの国としての「美徳」を生み出し、皇位を守り維持するため、また、従うべき理想のモデルとして軍国主義的ヒーローを復活させるために使われたのである。この種の熱狂が、1941年の憂鬱(敗戦のこと)をもたらしたのではなかったか? 日本の保守的な政府組織は、この帝国主義的な宣伝活動が国民の間に再び現れていることに喜んでいる。

この校長は、日本の著名な真光信者であり、真光の書物のなかに誇らしげに登場している。オーストラリアの真光は、日本の真光に従属している。すべてのポリシーは日本から来る。それは、彼らが建設したオーストラリア学校ではなく、日本の真光の帝国主義者の機関である。世界中の真光の拠点から集められた若者が、日本へ行き、特別な真光の学校(訓練部)で厳しく指導され、真光の幹部(導士)となる。日本人でない真光の生徒も教えられ、日本語で教育勅語を朗唱することを要求される。

もし彼らがオーストラリア社会で確固とした地位を得て、キャンベラにおいて彼らに与えられた土地を足がかりにスタートし、支払いを済ませて引っ越してきたら、そこの真光の学校でいったいどんなゆがんだ歴史、科学、宗教などを教えるのだろうか?オーストラリアの国がしたいことは、その子供たちを、オーストラリアは日本に属しているという考えにさらすことだとでもいうのだろうか?日本は霊の起源の国であり、人類のゆりかごであるという。オーストラリアは日本のある神にちなんで名づけられたという。日本は地球上で一番古い土地であり、ムー大陸の名残であり、そのもともとの名前は天国を意味する「アマグニ」だという。

岡田氏は主張する。歴史は妄想にもとづいており、特に人類と日本に関してはうそだらけである。日本の天皇は、世界の統治者となるべきであり、民主主義は程度が低く(真光内では禁止されている)、真光流の神政政治が未来において行われるという。真光はその信者を岡田良一氏の教えと、岡田女史の意思と、彼女が指定した代表者たちに完全に従うようにそそのかしている。彼女の権限に疑問を呈することは許されず、それは「霊の邪魔」として扱われる。教団内とより広い社会においてさえ、民主主義を完全に否定している。岡田はそれらを教えの中ではっきりと述べている。真光学校はオーストラリアの子供たちにいったいどんなインパクトを与えるのだろうか?

混乱: 真光は、見えないように隠された構造の中に、カメレオンのような性質と多面的な階層を持っている。もしある信者が教えの中に矛盾を見出したら、「霊的成長が足りない」とか、「文化に基づいた誤解をしている」とされる。代わりに、もし教団に対して批判がむけられたら、邪神が悪い霊を使って神の唯一の宗教を破壊しようとしているとされる。もし、元信者が教団との関わりに疑問を持てば、それは霊的に邪魔されているとされ、邪霊に支配され、正しい道に背を向けているとされ、または「神の光」や「神の支配」の霊的圧力に耐えられなくなったとされる。インターネットを含むメディアは、悪の力によって操作されているとされる。信者にとっては、それらから遠ざかることが、邪霊に操られず、汚されないようにするための最も良い方法とされる。

二つの教団の興味深い違いの一つは、元の真光(S界真光文明教団)は非常にオープンであり、インターネットをその宣伝に利用しているが、○○真光は逆で、プラグを引き抜いている(インターネット上での宣伝はまったくしていない)という事実である。

教団内でもし誰かが亡くなると、その人はスの神によって呼ばれ、岡田良一氏(今は彼自身が神とされている)とともに霊の世界で人類の救済のために働くのだとされ、または、その人はその人自身と家族の罪と穢れを究極の犠牲(命)によってあがない、きれいになって神に近づいたのだとされる。信者にとっては、魂が消滅するという恐怖は現実のものであり、もし彼らが真光を実践することによって清まることがなければ、神に見放され、再び生まれ変わることができないという。このようなことが信者の間では広く信じられている。



一時期○○真光に所属していた「オウム真理教(アレフ)」の新實智光の証言
http://www.egawashoko.com/menu3/00092101.html
一部抜粋
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 ...オウムに入るまでに、高校時代2度信仰宗教に関わった。病気が治るという宣伝があったので、顔の傷も治るのではないか、というのが動機だった。一度は、手かざしで知られる○○真光。半年から1年ほど続けて、辞めた。
 「自分に変化が見られなかったのと、その教義の中に受け入れられないものがあったから」
 「受け入れられないもの」とは何か。
 「悪人、悪霊は抹殺され、神の御心にかなった者だけが生き延びる、一種の選民思想があった。いくら悪い人であっても、輪廻転生もできない状態まで完全に抹殺しようというのは、神のエゴ。神々の寛容が必要だと思った」...
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