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| 2002年12月11日(水) | そして宅急便の水曜日。 |
お昼休み、銀座の伊東屋にいく用事のついでに
紙百科でやっている「勝本みつる・秘密の手帖展」へ。
すてきでした。特に小さな小さな［森/朝食］という作品が。
＊
会社帰り、毎年お願いしている印刷屋さんへ
年賀状の入稿。おじいさん一人でがんばっている
小さな小さな街の印刷屋さんです。
家からあるいて15分くらいのところにあるのですが
普段通らない道を歩くと
大楽歯科医院 とか cut salon LONGという美容室など
おかしいものがあってうれしい。
＊
そして今日も宅急便が。
昨日と同じ宅急便会社だったのでたぶん昨日と同じお兄さん。
昨日は昨日で
「1円ありませんか」
「そしたら1円、おつりいいです」
「それは悪いから（ごそごそと自分の財布から）1円、どうぞ」
などというやりとりをしたのだったが
今日は今日で判子がうまくつかなくて
みずたまのようにいくつも押してしまった。
つかないなーとやっていると
「もういいです」と足早に去ってしまった。
お互いぼんやりと昨日のひとだと思いながら
1分かそこらを気づいてないふりして乗り越えている。
届いたものは今日も本。しかも古本。
わたしにしてはほんとに思いきって買った本なのだった。
（毎日思いきりすぎて家計はどうなるのだろう）
そしたら思いがけなくサイン本でうれしくなった。