このごろの。
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恩師に誘っていただいたので
静岡の三島にできたPamという美術館の
「原弘賞のクリエイターたち-2」のオープニングに行く。
建築自体も開放的かつ美しいところでした。
この企画展に展示しているのは
勝井三雄/仲條正義/原研哉/近藤一弥/木下勝弘
のそうそうたるメンバーたち。
賞をとった作品と新作が並べられていました。
この美術館は田中一光さんの尽力でできたところなのですが
その後を引き継いでキュレイターをしていた小池一子さんの
心づかいも素晴らしかったように思いました。
小池さんの挨拶で泣きそうに。。。
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原研哉さんは無印良品の新しいポスター群。
シンプルだけど並ぶと壮観。
はやく街にあふれてほしい。
近藤一弥さんは安部公房全集の装丁で受賞したのですが
今回の展示も安部公房で写真と映像を使ったインスタレーション。
安部公房がだいすきな時があって「飛ぶ男」とかが
モチーフだと気づいたときトリップしそうになっちゃいました。
木下勝弘さんは田中一光へのオマージュ。
日記を交えつつ生前の先生の言葉をポスター化。
どの言葉も大切にしまっておきたいと思いました。
勝井先生の展示は新たに作られた本。
なんともいえない。いくらでもいいからと(かなりの)覚悟を決めて
予約してきました。手元で見ないと到底読み込めるものではないの。
簡単に言うと地球の土と生命の歴史の本。
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2階にある常設展示室には原弘のアーカイブが。
これも見ごたえが充分。
FRONTはもちろん年賀状まで揃っています。
梶井基次郎「檸檬」など数々の名作も
原弘の手になるものだと知って感動。
このアーカイブのキュレイターは川畑直道さんで
オープニングのお土産が
川畑直道「原弘と『僕達の新活版術』」で
これはものすごくうれしかった。注文する直前だったから。
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大学時代の先生たちも多数集まりやや緊張。
近況を聞いてくれるのがうれしい。
その後 一緒にいった仲良しの女性と先生二人で話しこんだ。
プロダクトの話から教育の話まで。
本当に熱心な先生たちで不出来な自分が恥ずかしくなる。
日本のプロダクトを嘆いて「デザインは滅亡してしまうよ」と
真剣に言っていたのが心に残りました。
いっぱいいっぱいの土曜日。
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