楠本まき第一画集「two decades」 限定特装版がとどきました! 私のは040/200、200冊の中の40番目。
すごいよ・・・豪華だよ・・・秋田マジックだよ・・・! さすが2万円だよ。 手袋はめてみなきゃ申し訳ない程、美しい本。 やっぱ、まき先生の絵好きだわ。 直筆サイン入りのクリスマスカードも紙質まで凝ってるの。 うう、幸せ・・・今日も仕事に行くよ、 この美しい本を手に出来たという気力だけで。
このように日々の小さな幸せでなんとか生き長らえている 私ですが、先日購入した「志麻子のしびれフグ日記」に こんなくだりがございます。 (岩井先生は離婚して、子供二人を旦那のところに残して 単身岡山から東京へ上京してきたのです)
「とりあえず、絶対母ちゃんは東京で幸せにならないからと、 言葉にはせず子供達に約束した。母ちゃんは不幸になる。 大いなる不幸ではないけれど、いつでもひっそりとした 不幸の中に生きるから。ずっと、ずっと。」
岩井志麻子先生はホラー作家。 奇妙なキャラクターのせいかTV出演も多く、 かなりキワドイ痴情のもつれ系の話とかあけすけに お話する人なのですが、こんなことを ひっそりと考えながら生きてきたとは・・・。 しびれましたよ、志麻子先生に。
単調に過ごす日々は何の生産性ももたない・・・のかな。
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