......................... |
...... |
碧英島
PROFILE + + +
GUEST BOOK + + +
LINK + + +
ENGLISH VERSION
2006年06月10日(土) |
『ブロークバック・マウンテン』 |
『 ブロークバック・マウンテン (Brokeback Mountain)』 Film No.20 at Cinema Rise [imdb]
★★★★★∞
あまりの衝撃に今は何も書けまへん。 が、生涯のベスト5に間違いなく入りました。 DVDも英国から遥々輸入手続き(Amazon)済み。 映画館で必見!
(後記)
DVDも無事届き、何度か観なおしたので、感想を。
とにかく素晴らしい。
広大な大自然とスローなギターの旋律をバックに、 台詞少なに進んでいくストーリー。 俳優の表情や動きによる演技と、その“間”が、 観客の心にズシンズシンと“やるせない切なさ”を植えつけていって、 恐怖や憤りを感じるシーンを越えて、最後には“切なさ”と“愛しさ”と “(ある意味での)平穏”で全身が満たされる感じ。
こんなに深い感動と衝撃を覚えた映画は、 小学生の頃に見た「風の谷のナウシカ」以来。 あの時は、ポスターを買ってもらって、映画を観たあと1週間は、 それを見て余韻にどっぷりひたっていたのを覚えてる。
今回もポスターを購入し、鑑賞後1ヶ月くらいは携帯の待ち受けまで 「ブロークバック…」にしてひたっていました。
私的には、ジェイク・ギレンホールの演技もオープンで良かったけど、 やはりヒース・レジャーの全編通して“静”的な演技の中での 抑えていた感情を一気に爆発させる“動”の演技が一番 心にズシーンと直球で届いて、好きだった。肉体的な愛情表現の シーンでのヒースの演技に、もっとも男らしさを感じた。
設定的には、ありのままを包み込む自然の広大さと 人間による“慣習”が支配する町の窮屈さが繰り返し 対比させられる中で、やるせなさが増大していく。
アカデミー賞の主要部門にあれだけノミネートされて、 監督&作曲&脚色賞も取ったのに、メインストリームでは なくて単館的にしか上映されなかった、という事実も、 気になるところ。
レビューを読んでいると、賛否両論みたいだけど、 私は断然好きな映画だ。私の衝撃映画史に名が刻まれた。 ちなみに、それ以前はこんな感じ。
1. 風の谷のナウシカ(1984/1984) 2. バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985/1985) 3. バクダット・カフェ(1987/????) 4. セントラル・ステーション(1998/1999) 5. モーターサイクル・ダイアリーズ(2003/2004) 6. Dear フランキー(2004/2005) 7. ブロークバック・マウンテン(2005/2006)
|
|
* Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database.
|
...... |
.................... |