......................... ......  碧英島 



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2004年01月23日(金)  a pronominal world

今日は、ほんとーに、寒かった。
そんな寒い中を、母親とともに、自由が丘へ買い出し兼お買いものへ行った。

少し自由が丘をぶらぶらした後、
新しく出来たクイーンズ伊勢丹で買い出しを。
あれがおいしそうだの、これがおいしそうだの、
恵比寿のあのデパートよりずっと安くて良い、だの言いながら、
かごをいっぱいにして、レジへ。
おねぇさんが、ぴっ、ぴっ、やってる間に、唐突に母が私に言った。

「あなたさぁ、あのお店のあそこにあったあれ買ってあれすればいいの
 にほんと。」

「そうだねぇ・・・、ってあーたそれ!そんなあれあれ言われたって、
 何のことだかさっっっっっぱり分からないわよ!」

これ、彼女的には、狙いとかじゃなくて、ほんとに素の発言。
で、二人でお腹抱えて笑ってたら、レジ打ちのおねぇさんも思わず
くすっ、ってさ。

彼女が言いたかったのは、

「さっき最初に入ったお店の奥の方にあったジャケットを買って、少し
 ワードローブを増やせばいいのに。」

ってことだったらしい。
いや、お母様、それは私はエスパーではないので、ちょっと分かりませんでした、すみません。

ってここで謝るのには、訳があって、
これ、このお母様のさらにお母様、即ち私のお婆様とお母様の間では、
しばしば何の疑問も障害もなく通じるのです。

「あのね、あそこに行って、あれ買ってきてくれる?」
「あぁ、あれね、わかった。あっちでいいんでしょ?」

二人はまるでエスパーのように会話をするのです。まじで。

どうやら私はまだまだ修行が足りないらしいです。
二人のような立派なエスバー目指して、これからも毎日精進します。


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