時々日記な雑記帳

2008年10月16日(木) 想...5

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思い出さない日は無い。

キミがくれる夢はいつも吉夢。


あなたではない誰かがあたしを見つけ出して、その手を取り合う日が来ても。

キミはあたしの中に、そしてあたしはキミの中に残り続ける。

一緒にいた日々は、消える事なく記憶の砂塵に混在するんだ。
だけれど、決して埋もれる事なく−…輝きは失われる事もなく。

…憐れだね。
まるで呪いか何かみたいだ。

思い出すくらいなら、忘れて貰えた方が気が楽だ。
キミの中に残る過去の記憶にも苦しむなら、いっそ忘れて、そして忘れられてしまいたい。

たいしたことない、と思ってたんだ。
すぐにこの関係は終わりが来ると思ってた。

終わりが来るであろう場面は何度も訪れた。
その度に、何度もあたしは諦めようとした。
でもキミは決してあたしの手を離そうとはしなかった。
どんなに振りほどこうとしても、掴んで離しはしなかった。

キミの顔を見ようとはしないあたしを、何度も両頬に手を添えて振り向かせた。


−なんで

なんで、あたしを何度も引き止めるの?
どうして、あの人の時はキミは諦めてしまったの?
あの人は、手放してしまったの?


キミと共に歩めるのか。
歩みたいのか。

それをあたしが、望んでいるのか、どうか。


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