肉を食べたがらない母を連れての外食は海鮮メインになる。 近場なら回転寿司が便利だが、月に数回は負担のない距離でドライブがてら遠出する。
月はじめは志賀島の魚処わきへ行ったので、月末は反対の西へ行ってみるかと今津へ向かった。
ここは店内の大きな窓から海が眺められて良い。 福岡は近年糸島エリアが人気なので、この日も若い人とか旅行客っぽい方々が多かった。椰子の木ブランコとかある人気スポットも近いし。ま、単に魚食いにきてるだけの高齢母と還暦王手おばさんには何の関係もありませんが、若い人たちが楽しそうにしてるのは実にほのぼの致します。
海も良かったけれど、駐車場で母と私のテンションを上げてくれたのは野趣溢れる柿の木。
めっちゃなんかに絡まれてるし。
浮羽あたりでよく見る柿の木は出荷用のブランド柿なので、とても美しく丁寧に手入れされていて整然と美しいんだけれども、ここまでのびやかで野性味のある柿の木を見たのは本当に久しぶりで実に懐かしく、しばし母と柿の木話で盛り上がった。
食べきれないほどの魚料理に満足し帰路に。 たまには西へ向かうのも発見があって面白い。
お出かけは良いもんだね。もちろん認知症母は帰り道にはもうきれいさっぱり何もかも忘れてるけど、それもまた毎日が新鮮でイイってことよ。
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