2024年03月14日(木) |
よくよく考えるとすごいなと思っている。 |
最近よく公共交通機関を使う。 出先で飲みたいという欲からきたものではあるが、運動がてらという言い訳もここにはある。
で、当たり前のようにスマホをかざして改札を通ったり西鉄バスの乗降をする。 当たり前のようにしながら昔を思う。
自動券売機の上にある運賃表を見上げながら切符を選んだり、バスの整理券を取って小銭を用意していたこと。
改札ではチキチキするやつで切符を切ってもらったり、バスで100円を両替するときは運転手さんから白い不透明な小袋を手渡しされていたこと。手持ちに500円札や1000円札しかなかったときなどは、この袋を5つも10ももらうハメになること等々。
自動両替機がついたバスに初めて乗ったときは「すごーい」と思ったものだった。 自動改札が切符をシュッと奪い去って即座にその先から出してきたときも「へー」と思ったものだった。
ところがどうだ、ICカードでタッチのときはもう「すごーい」だの「へー」だのと思うこともなかった。あげくICカードすら持たなくなり、スマホがあればたいていの公共交通機関は切符を買うこともチャージする必要もなく乗り降りが可能となった。
最近は新幹線ですらEXアプリを使っているのでスマホ1つで改札を通る。 そして座席でしみじみ思う。 ……便利な時代になったもんだわ、と。
これなら年寄りになってもオタオタせずに済むってもんです。いやほんとマジでありがたやありがたや。
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