Dynamite徒然草
Dynamite徒然草

2023年12月23日(土) へー、ふーん、そーなんだ。

オトボケ後期高齢母との生活は、思ったほどストレスを感じない。←思ったほどw

別に認知機能が改善されたわけでもなんでもないので、同じ話はひたすら繰り返されるし、相変わらずおいでやすこがの出ているCMが流れる度に「このふたり兄弟で仲良いね」と言われても「兄弟じゃないよー、阿佐ヶ谷姉妹くらい違うよー、しかも兄弟設定でもないよー」と自動的に返すことくらいできる。←既にこの話を何度もここで繰り返す羽目になっている自分が心配になってくるレベルw

最近はダウンタウンを見る度にハマちゃんの実家が貧乏でマッちゃんの実家が大金持ち設定の話を延々としてくる。
なにゆえ彼女の脳内でそういうことになっているのかは不明だが、いちいち否定するのも面倒なので横で作業しながら「へー、ふーん」と自動相槌機能システムで対応している。

先日は南海キャンディーズの山里亮太を見て「この人、相方の子と縁切ってひとりなって反感もたれて干されて仕事なくなったのよね−」とか言いだし思わず吹いた。

華丸大吉に関しては昔から見慣れすぎているためか兄弟設定も解散設定もない。てか、どうも彼女が個人的に感知しているらしい仲良しコンビはお好きな模様である。
これに追従するのはサンドウィッチマンと千鳥。仲良しよねーと、彼らを見るたびに喜ぶ。

あとジャパネットはなぜか熊本の会社になっており、前社長は現在住宅販売会社を興していることになっている。いや高田(元)社長が売る家とか楽しすぎるというか気になりすぎるだろ。むしろその住宅販売のテレビショッピング見てみたいわ。

とまあ、テレビの番人となっている後期高齢者の横で相槌を打ちながら作業をしていると、いろんな謎設定を繰り返し聞かされるので興味深い。

だがしかし、
これらは面白がるテクというか聞き流す力がないとイライラするかも。
そりゃオトボケトークにいちいちご丁寧に訂正とか修正入れるとか大変に決まってますわ。
でも相手はオトボケランドの住人なんだから「へー、ふーん、そーなんだ」で良くね?
訂正とか修正は成長とか伸びしろのある相手にすることに価値があるものであって、それが期待できない相手にやるのはザルで水すくう作業みたいなもんでしょ。

無視せず受け答えしつつこっちのメンタルやられない方法っつったら、的確な聞き流し力身につけるのがベストですわな。
基本「へー、ふーん」で、10回に1回程度「そーなんだ」がちょうど良いかな。

と言いつつ、なぜか私は母の「おいでやすこが兄弟説」に関してだけは頑なに訂正を試み続けている。

「兄弟じゃないよー、阿佐ヶ谷姉妹くらい違うよー、しかも兄弟設定でもないよー」と自動相槌機能で訂正を繰り返している。
もう5ヶ月もの間毎日のように、いや一日数回、下手すると十数回は繰り返す。

どれくらい言い続ければ上書きされるのかを試すかのように、これだけはもう後に引けない長期戦的実験と化している。

個人的見解としては彼女が他界するまで絶対に上書きはされないと自信を持って言える。
だが私は言い続けたい。最後の最後まで。
火葬場から骨だけになって出てきた彼女にもそっとささやきたい。

「おいでやすこがは兄弟じゃないよー、阿佐ヶ谷姉妹くらい違うよー、しかも兄弟設定でもないよー」と。←鬼娘。


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書いてる人 : Dynamiteおかん