2018年04月16日(月) |
何故に五十路は京都へ行くの。 |
東京からまっすぐ博多へ帰るのもアレなんで 飛行機に乗るのをやめて 新幹線で帰ってみました。
途中下車したのは京都。
さー、みなさん 五十路はどこへ向かったのでしょう。
一、清水寺を拝観した後、旬の食材をいかした京料理に舌鼓。
二、嵐山まで足をのばし竹林の小径で木漏れ日を浴び幽玄の古都を堪能したのち、まったりと豆腐料理を味わう。
三、祇園の隠れ家的割烹料理店で、日本酒にあう小鉢の数々を山村紅葉と共に。
と、この三つのどれでもなく
ましてや東映太秦映画村の人気アトラクション「刀でGO!切って切って切りまくれ!」で日頃のストレスを発散するかの如く「チェストー!」の雄叫びと共に菊地剣友会と見紛うばかりの身のこなしでもって木人を切りまくったあげく、他の客たちにドン引きされながら汗だくになってしまったわけでもなんでもないわけで。
そう、なぜに私は京都へ行ったのかというと 「十条はやし」という韓国系辛旨ごちゃまぜホルモンが食べたかったのですよ。
この日のために持参したジャージ。 ホテルについたらすぐに着替えて準備万端。 コンビニでヘパリーゼWプレミアムを一気飲みしたら 到着、 到着なのです!
目印は黄色と黒のトラテープが、ぐるっぐるに巻かれた木!
人気店なので当然予約でいっぱいだろうから 我々は開店すぐの5時のカウンター狙いなのです 長居はしません、次のお客さんがわらわらと来出す前には帰らせていただきます 短期決戦なのでとりあえずミックス的なやつを注文すると ホルモンやらアバラやハラミだのが、モミだれにしっかり漬け込まれ まぜっこぜになった奴がお皿にどーんと登場。
これを鉄板で一気にジュージューやって、ひたすら肉ビールモツビール肉ビールモツビールのエンドレス。
他のテーブルでもジュージューやってるから、もう店の煙だけでも飲めそうな勢い。ひたすら旨い旨い、ってかこれってどの部位なん?まーいっか、わからんけどウマー!みたいな感じでひたすら飲んで食って最高。
ああああ、お腹いっぱいだけどまた食べたい。この肉をまた食べたい、数日後にまた食べたいって絶対思うに違いない。後ろ髪はもうごっそり抜けそうなくらい引っ張られまくり。なので、なので!その場で翌日のお持ち帰りを予約して、翌日午後二時過ぎに数キロのホルモンミックスをお持ち帰り、そう、お持ち帰りなのです。
京都土産に千枚漬けでも酸茎でも阿闍梨餅でも生八ツ橋でも抹茶スイーツでもなく、モミだれまみれのミックスホルモンです。
新幹線で臭テロにならぬよう予め用意したビニール袋で幾重にも密封し、途中で購入した保冷剤と保冷バッグでヒエヒエにし、我々は京都を後にするのです。ええ、終わったのですよ!京都にきた目的は、紛れもなくこの「ホルモン」なのですからして!
・・・・京都から博多まで旅してきたホルモンは、今宵私と夫の酒のアテになりました。そうです、帰宅してすぐに小分けして冷凍し、我々はこれからしばらくの間、家庭内十条はやしタイムを堪能することができるのです。幸せです。家ではネギとかニラとか足したり、にんにく足したりして楽しんでいます。ああ、十条はやしを独り占め。博多で味わう至福のホルモン。ブラボー十条。ハラショーはやし。
十条はやしに敬礼。
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