大阪から佐賀へ引っ越したときも引越のサカイ。 佐賀から博多へ引っ越したときもサカイ。 息子の東京への引っ越しも当然サカイ。
よーし、こーなったらサカイ引越センターの聖地であるところの 大阪府堺市へ行かねば!!
・・・などと思い立ったわけでもないけれど、先日ついうっかり堺市に行ってしまいました。
以前、思いつきで谷町(中央区)から自転車で行ってしまい、帰りはヘットヘトになってしまった堺。 仁徳天皇陵が見たかったので堺市役所の21階展望ロビーに行ったところ、観光ボランティアのおばちゃんから「今日はどーやってここまで?」と聞かれたので「自転車できました」と答えたところ、「ちょっ、ちょっとー!この人、九州から自転車できはったんやて!!」と騒がれ、自分がずーっと博多弁で喋り続けていたことで、とんでもない誤解が発生してしまったことに驚愕した、懐かしの堺。
結局そのときは展望ロビーから仁徳天皇陵は拝めたものの、時間の都合で現地へは行けずじまいだったので、この心のこりをどうにかしたいという意味でも、私は堺へ行きたったのですよ。なんとしてでも。
というわけで、関空から電車とバスを乗り継ぎ、ますば思い出の堺市役所へ。
見上げたもんだねー。 21階からの景色は360度見渡せて素晴らしいのです。 双眼鏡持ってくればよかったと後悔しました。 展望ロビーに貸し双眼鏡屋があればありがたいのですが。
で、ここからバスで仁徳天皇陵まで行きました。
すごいなあー。 日本最大の陵に眠れる古代の天皇なのですよ。 観光客さんが他にもいらっしゃいましたが、みなさん警備の方に「全体が見られるとこってないんですか?」と同じ質問ばかりされておりましたね。 巨大な陵ですからして、きっと上空数百メートルまで上がらなきゃ見られないと思いますけどね。
で、道路を挟んだ反対側にあるのが堺市博物館。
中へ入ると、受付のところで「百舌鳥古墳群疑似体験ツアー」を紹介されまして、それは一体なんでありましょうかと問うたところ、VRゴーグルで見る古墳群の映像体験(有料)とのこと。
VRバージンだった私はさっそく申し込みまして、時間まで展示をじっくりと見学。合間に大型スクリーンで見る古墳群シアター(こっちは無料)を見たり、また戻って展示を見たりと、VRまでの時間を過ごし・・・
さー!時間ですよ! 案内されて入ると、椅子の上に
おーっ これがVRゴーグルですかー おら、わくわくすっぞー!
係の方から取り扱いの説明などを受け、さあいざVR体験! ・・・と、「その前にこれを」と手渡された一枚の不織布でてきた、穴の空いたアイマスクのようなもの。これを付けてからゴーグル装着なのです。
さーて、全員があやしくなったところでVR体験の始まり始まり。 見られる映像はこんな感じ。※これは参考までの空撮画像。実際はドローン撮影した仁徳天皇陵とその周辺の映像をデジタル処理してあるもの。
後ろを向いたり横を向いたりして、ちょうどこの博物館上空から周辺の古墳群を見ている感じでとても楽しゅうございました。
帰路につく前、資料が欲しいなと館内のグッズコーナーで文化財講演会録などをあれこれ物色しておりましたところ、ふと目にとまったのがこちら。
サカイタケルくんですと。
かわいーv
・・・けど、なんか既視感・・・・
どこかで見たような・・・・
はた!!
思い出した! あの方だっっ!!
せんとくんに生き写し!
私が驚いていると グッズ売り場のお姉さんがにっこりと微笑み 「せんとくんと同じ、籔内佐斗司先生のデザインなんですよ♪」 と教えて下さいました。
もちろん私がこのメモ帳を自分土産に買ったのは言うまでもありません。 これからはいつも机にせんとくん・・・いや、サカイタケルくんですよ。
というわけで 私のさかい旅は以上です。
博物館でみかけた百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議ポスター。イラストは形部一平。売店でこれ売ってて欲しかった!
どちらさまも、古墳を大切に。
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