Dynamite徒然草
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2017年12月20日(水) 終活。

今朝のテレビでお墓の特集をやってました

ご飯食べながら何気に見てたんですが
この番組を見ていて思い出したのは

夫と一緒の墓に入りたくない
死んだあとくらい一人でゆっくりしたい
と、言っていた
三番目の義姉のことです

義姉は病院通いをしている間に、
一人でちゃっちゃと納骨堂を契約し
支払いを全部済ませて、
その書類と納骨堂のパンフレットを手にうちへきて
「私が死んだあとは、ここを契約しているから」
って教えてくれたんです

「娘にも話してあるけど、頼りないからあなたが覚えておいてね」
と、笑っていました


それからも義姉は度々訪ねてきてくれて
私に、面白い昔話(うちの旦那の子供の頃のエピソード)を聞かせてくれたり
美味しい料理のレシピを教えてくれたり
私の心配をしてくれたり

ああ
あれは「終活」だったんだなあと、
ふと思ったりするのです

静かに淡々と笑顔で全てをひとつひとつ片付けていた義姉でした


で、私たち夫婦も
来年には東京で新しい生活を送る息子のためにも
「最後をどうするか」ってことをきちんと決めておこうではないかと
話し合ってきたのですが

互いの理想と現実が、ちょうどよく交差する方法に落ち着きました。

海洋散骨です

私は鳥葬がよかったんですけどねwww

日本では無理なので散骨にしました


関門海峡の下にある
めかり神社さんでは
散骨した海を眺めることのできる遥拝所の石碑に
名前を刻んでいただけるとのこと


旦那は旦那家の墓にも納骨堂にも入りたくないと言うし
私は一人で納骨堂とか嫌だし、実家の墓とか死んでも嫌だし、いや、死んでるけど嫌だし
かといって私たちだけの墓つくっても、東京へ行く息子がそのまま東京で嫁もらって生活するようになったら毎年お盆だ彼岸だってな時期に、墓どーしようなどといちいち悩ませたくもないし


海洋散骨なら理想的すぎてぴったりです


どこかに行けば見える海

東京だろうが外国だろうが海はある
あ、息子が海なし県に住んだらどーする?なんて無粋なこと言わないw
車とか電車でちょっと行けば、どっかで海はみえるもんだ

息子にも伝えたら
「へえー、いいっちゃない?」だって


君の自立と共に
我々も、今後のことをいろいろと考え、決めているのだよ


来る2018年は、私たち家族の新たなスタートの年ですからして。


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書いてる人 : Dynamiteおかん