2016年04月19日(火) |
息子が飛び起きた夜。 |
14日に起きた熊本地震の のちに「余震」となった揺れのとき 息子は塾のトイレを出たところで
「おおっっ??」と思ったものの 塾長さんを始め先生方の情報収集と冷静な対応で 授業続行となり静けさを取り戻したそうで
心配して駆け付けた私と夫はドア越しに覗いて確認すると一安心し、時間まで近所のコンビニに行ってみました
コーヒーなどを買いながらレジのお姉ちゃんに 「結構揺れたね。でも商品散乱しなくて良かったね」と話しかけると 「はい!でも怖かったです(;_;)結構揺れて怖かった...」と、不安そう。
そして16日。
緊急地震速報の不気味な音と 町内放送の「大地震です!」に起こされ 直後、ガタガタガタっと大きく長いこと揺れたものの 深夜だったこともあり火を使っていないため 揺れがおさまるまで布団の中で夫と防御態勢をとっていました
落ち着いた頃 2階からドドドドドドと階段を降りてくる音が
高2の息子 「めっちゃビビった。めっちゃ揺れた。町内放送怖ええ!!」
私たち夫婦がとっさに、そして同時に 「一緒に1階で寝よ」と言うと あっという間に布団に入ってきて、目をぐりぐりさせていて
その様子に私は、この子が幼稚園のときに起きた福岡西方沖地震の夜のことを思い出し、つい当時やってあげていたように頭をなでて布団をトントンしながら
1階より2階は大きく揺れるけんね 怖かったろう でもかーちゃんがついとーけん大丈夫。安心して寝なさい
そう言うと 夫としばらく地震速報をテレビで見ていたものの やがて二人とも(旦那もw) 安心してスースー寝息をたてはじめた。
大丈夫。 私の言葉に保証はない。 でも大丈夫。 私の大丈夫は災害にあわないという意味じゃない。 私は乗り越えてみせるから大丈夫という大丈夫。 そしてそんな私を見て、同じような強さを息子が学んでくれると信じてる。
君が大きくなってお父さんになったとき 不安がる子どもをきっとしっかり守ってくれるだろう。 あのときかーちゃんがこうしてくれたな、とか かーちゃんがこう声かけてくれたな、とか 家具の配置はこうするんだよって教えてくれたな、とか こういうところをチェックしていたな、とか
君の心に残ってくれるだろう だから大丈夫。
明日、町役場に募金に行ってきます。 甦れくまモン。
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