と言えば
優等生は「小林多喜二」と即答しますが
私なんか「村田英雄」と即答してしまう特異体質でもって雨上がりの佐賀県からおはようございます、四十路です。
蟹を網からむしりとる
腕にしぶきの牙がたつ
船は木の葉だ川崎舟だ
どうせ稼ぎはしれてるが
ドッコイドッコイ
度胸は千両だ
まさに「ザ・村田だソング」でしょ？
度胸は千両ですよ
これがなけりゃ村田じゃないぜ
ドッコイドッコイ！
このところ書店で「蟹工船」をよく見かけるようになったので
また映画かドラマ化にでもされたんだかと思ったんですが
そうではなく
なんかブームらしいですよ
新聞か何かで紹介されたらしいですね
私が最近このタイトルを聞いたのは
めちゃイケのｲｹﾒﾝﾊﾟﾗﾀﾞｲｽ学園で
郷ひろみが国語の問題で芥川龍之介を小林多喜二と勘違いし
その代表作を「蟹工船」と書いて
ウケまくられつつ、そのマニアックさに感心されてた場面ですよ
私もそのとき
「懐かしいなあ、蟹工船」と思ったとたんに村田英雄がプレイバックですもん
いい歌ですよ蟹工船
有線でリクエストして是非聞いてみてください
でもってなんでまた
あのような小説が本屋でバカ売れ中なんだろうと思いましたが
時代はそういうことなんですね
繰り返される、と
でも日本人
昔ほどパワーも団結力もないので
どうなんでしょう
本で読んで涙して憂さ晴らしして
国が悪い社会が悪い企業が悪い時代が悪いと
ネットに書き込んで終わり、かな。
私もその一人なのです
若いころのように反骨精神なんてないし
家族がいることで守りに入ってるし
所詮権力と金力には逆らえないうえに
これを覆すには蟹工船の如く大量の生贄と人柱と犠牲者を要するので
決してご都合主義のドラマのようにはいかない
なので知力でもって生き抜くのみと
ひたすら我が子に「今、学ぶ意義」を教えるのであります
久々に村田英雄を堪能したくなったので
今からAmazonっちゃおうかなと思ったりした週末の四十路。
村田だ、ガムくれ
では股。
※本日のお買い上げ※←ホントに買ってるあたり
「村田英雄全曲集」に蟹工船が入ってました。
来週は私の車から村田大先生のお声が響きわたりまくることでしょう。
ドッコイドッコイ！
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