「いつもいっしょにいてくれてありがとう」 というタイトルの作文を 息子が書いてくれました。
過日行われた授業参観で読んでくれたんですが 要約すると
・いつも一緒に勉強してくれてありがとう ・お母さんとの勉強は僕にとってすごい力になっています ・これからも難しい勉強にチャレンジしてもっと頭が良くなるように頑張ります ・だけどまだ未熟なのでこれからも力を貸してください
といった内容が、ちょうど原稿用紙一枚(といってもマス目はありませんがあのサイズの用紙)に程度にまとめてある感じです。
ここまでたどり着くのに、きっと原稿10枚くらいは書き直ししてきたんだろうなと思いつつも、まあ盛り込まれたエピソードは少ないながら一つのテーマに絞ってまとまっているような気がしております。
と 自分の子供のときは分析したり、発表の姿勢や声の大きさなどをチェックしてしまいがちになり、感動することもなかったわけですが 他のお子さまがお母様を前に読んでいるときは感動モノでしたね。
と言っても私のことです 単純に感動するだけでは終わりませんですよ。 私は子供達の作文にある傾向をみつけました。
女の子はこの作文で母親に対して「ごめんなさい」というフレーズや「お母さんのように」をよく使っており、男の子は自分が学校生活の中で頑張ったことを強調してそこに母への感謝を入れている傾向が多い、と。
面白いですね。
また、女の子のほうが母親のことをよく観察しており「いつもは××だけど」というふうに日常を暴露する傾向にもある模様。
男の子で母親の日常を暴露する内容を作文に盛り込んだ子はほとんどいませんでしたね。これも男の処世術が本能として備わっている証拠ということでしょうか。
ですが 女の子の作文で涙する母が多かったのも事実です。 というのも、この暴露を盛り込みながら「だけどお母さんは忙しくて〜・・・私は何もできずに(お手伝いできずに)ゴメンナサイ」という方向へ持っていっているので、母親的には「この子は私をわかってくれている」という感情になり、結果的に感動することになるわけです。
恐るべし、女子。 こんな小さくても本能的に相手の感情を操作する術を知っているとは!!!
いやいや それにしても作文はその御家庭が見えるというか、親子の関わりや子供の求めているもの等が見え隠れしていて面白いものです。
息子の作文なんてそうでしょ? ウチは孟母丸出しですからしてw
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