2005年03月18日(金) |
呼子と書いて「よぶこ」と読む。 |
朝です。 呼子の朝は早い。
ところで昨夜は 息子が 「どーしてもこれがいい!」と頑として聞かないため 部屋のテレビはずっと 呼子ケーブルテレビにチャンネルが合わせられたままとなり 私たち夫婦は延々と 呼子町民大運動会の様子を 見せられ続けまくった夜でありました。
そう。 親戚や知り合いも ましてや芸能人も誰一人として出ていない 赤の他人が出場しまくる町民大運動会。
ナレーションも何一つない まるっきりホームビデオ状態の番組を これでもかとエンドレス見せられているうち 次第に感覚がマヒし始め 町民の皆様がすっかり他人ではないような錯覚に陥り 「あははは!このおじさんすげー動きが機敏すぎ!」 などと うっかり笑ってしまったりしているうちに 睡魔が襲い 眠ってしまったわけで。
呼子にお越しの際は ぜひ旅の思い出に呼子ケーブルテレビをご覧くださいヽ(゚∀゚)←Said my son.
てなわけで まずはひとっ風呂あびに最上階の風呂へ。 そういえば昨夜は雨だったし、露天風呂に入ってなかったよなと思い ドアをあけて露天風呂にドボンと入ってみたのはいいものの 本日強風警報。 しかもここはしつこいようだが最上階。
ビョヒューーーーーーーーーーッッッッッッッ!!!!
っと吹きつけまくる風に耐えかねて 露天風呂をわずか15秒でリタイア。
すごすごと内風呂に入るのでありました。
さあ 朝食ですよ。
あれ?
・・・うーん。なんか結構普通というかなんというか。
干物は薄いし従業員は若い兄ちゃん姉ちゃんで愛想はないし。 息子用の箸も出してくれてないし、テーブルに醤油はないし。
・・・やっぱ仲居はおばちゃんに限ります。いやマジで。
さあ 朝飯も食ったし 用意もできたし 迎えの車も来たし
一路呼子名物「朝市」へ!
・・・そうそう 以前、私の両親と姪っ子と息子とでここへ来たとき 私はこの朝市で 「ほふく前進するアーミー人形」を
これこれ。
ついうっかり購入してしまったという なんともはやな思い出があるわけですが。
もう三年前のことになるでしょうか。 そーいやこのあたりで売ってたよなーと 思い出深くあたりを見渡すと
げ。
いました。
彼はいつだって真剣。
実は呼子名物のひとつなのかもしれません。 おそるべしアーミー人形。
・・・素敵な再会を果たしたところで 早速なんやかや買うことにしました。 いちばん有名なのは「K屋」でしょうよ。 いきました。
行ったのはいいんですけど ここでめっちゃくちゃ不愉快になりました。
干物だのイカしゅうまいだの いろいろ買って 支払いをし、先へ行こうとして旦那が気付きました。 釣りが千円足りないんですよ。
ちょっとお・・・。
ほら ああいうところって別にレジで清算するわけじゃないから 一品ずつレシートに打ち込まれるわけでもなし だーっと袋に入れて、はいいくらって感じじゃないですか。
釣りが足りんやろと言うと 計算した兄ちゃん、すっげーすっとぼけた顔ですよ。 すらとぼけてろくに詫びもせず 1000円札一枚ぬっと差し出すわけで。
はっきりいって ありゃ常習の気配プンプン。 すっげー気分悪い朝市になり なんだかもう
二度とこねえよ!
ってな空気になってしまいましたが 商店街の入り口からほど近い 黄色のパラソルの下で干物やみりん干しを売ってるおばちゃんが 息子にみりん干しの試食を差し出してくれ それを食べた彼はすっかりこのおばちゃんのみりん干しにノックアウト。
「これ買ってくださいよー♪」と強請りまくるので みりん干しを買いながら 夫がこのおばちゃんにさっきのK屋の釣り銭誤魔化し事件を話すと 「まあっ、そんなことがあったね」と 同情して詫びてくれながら みりん干しをサービスにバカスカ入れてくれるではありませんか。
そんなおばちゃんの気持ちが非常に嬉しくなり 夫と私は干物を2パック、みりん干し3パック購入。 やっぱ仲居もおばちゃんに限りますが 朝市もおばちゃんに限る!!! と 心底思ったわけであります。
さて 朝市で時間をつぶし そろそろお昼。
昨日、お昼に行った いか本家いそ浜別館へまたもや向かい そこでまたもやイカ刺しイカ天アジの刺身と 喰いまくり飲みまくり 至福の時をまったりもったり過ごしまくって ここでも土産を買いまくると 福岡から来てくれた迎えの車にのり ぐーすかぐーすか車中で寝まくり 久々の福岡に戻ってきたのでありました。
・・・やっぱイカは活き作りに限るっ!!!
福岡にお越しの際はぜひ佐賀県唐津市呼子町まで なにがなんでも足をのばしていただきたいもんです。
あの舌に吸い付く吸盤をご堪能あれ!←吸盤かよ
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