2005年02月17日(木) |
だからいったじゃないの。 |
咳と鼻づまりが続く日々に耐えかねて 総合病院に向かいました。
受付で症状を聞かれ 「咳と鼻づまりですが、花粉症と思うので耳鼻科を受診したい」 と言ったにも関わらず
「咳と鼻づまりでしたらまず内科を」 と 頑固な受付おばちゃんが言い張ります。
何も私は「歯が痛いので肛門科を受診したい」とか 「骨折したので泌尿器科を受診したい」などと言ってるわけではない。
咳と鼻づまりなら花粉症だってあり得るご時世ではないか。 自己診断が許されない総合病院。 ここでは私の自由意志は尊重されないのか。
・・・しかし今日は正直いって刃向かう気力もありません。 私は酸素不足で息も絶え絶えな夜店の金魚。 いわれるがままに内科の待合室でぼーっと座るしかないのであります。
そのうち名前が呼ばれました。 内科医は私が症状を説明すると 風邪ですかねーなどといつつ 喉をみたり目をみたり 聴診器をあてまくったあげく 「蓄膿かなあ」などと言いやがり レントゲンを撮るよう指示を出す。
仕方がないのでレントゲンを撮って戻ると 私の頭部レントゲンをしげしげと眺めつつ 「蓄膿でもないなあ、風邪でもないし、なんだろう」と首をひねる。
だから 花粉症だっつってんだろが兄ちゃん・・・。
「でも花粉症は水っぽい鼻水なんですけどね」
わるかったな、ぬらりひょんみたいな青っぱなで。 つーかてめー専門家でもねーくせして断言してんじゃねーぞ、ぶっ飛ばすぞこの野郎。
「やっぱり耳鼻科の先生にみていただきましょうか。紹介状を書きますね」
だから最初っから・・・(意識が遠のきつつ退場)
呼吸困難とストレスでますます意識が遠のきそうになりつつ 下の階の耳鼻科に行くと そこには山のような患者がぞろりと。
そしてどうやら 医師は一人、と。
こーなったらもう寝てしまえってなわけで 私は膝に置いたバッグに突っ伏して寝ました。 寝ました。 寝ました。
・・・2時間たって起きました。
まだのようです。 寝ました。
・・・30分くらいたったようです。
まだです。
(´Д⊂
受付にいるやたらと目つきの悪い看護婦に順番はまだかと聞きました。 彼女は「何を今更」という顔で奧に行き やがて 「次に呼ばれるのでもう少しお待ちください」とのたまう。
・・・そう言われて待つこと15分。
ようやく名前を呼ばれ、疲れきった体を椅子にあずけると 先生はおもむろに私の穴を手際よくおっぴろげ 「うわー、これは辛かったでしょ。すごい腫れてる。うんうんこれは辛い」 などと言いながら 金属の棒を奧まで突っ込みまくり あげく上へ下へと何度も抜き差ししまくり 私の顔面奧から湧き出る汁という汁を丁寧に吸いつくすと あまりのイデデデデテさ加減に涙ボロボロの私に対し 最後の審判を下す全知全能の神のように こう言ったのでした。
「立派な花粉症ですねっ (・∀・)」
ヽ(τωヽ)ノ ダカラサイショッカラソーイッテタンダッテノーーーーーーーーッッ
私は断言する。 もう受付婆の言うことなんか聞かない、と。
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