2005年02月06日(日) |
ナンバーワンを目指したっていい。 |
お遊戯会も2度目なら 親も慣れたもんであります。
てゆーか 手放しの感動が薄れ、 完成度にこだわってくるんですな。
今回息子はメンバーの中でいちばん大柄でありながら 前列ど真ん中のポジションをゲッツし 私が夜なべして作った金の扇を手に 裃姿で舞いまくっておりました。
なかなか堂々として凛々しくてよござんした。 で ハッキリ言ってウチの子がいちばん裃が似合ってて舞も上手でしたね。 自他共に認めるんで致し方ないです。間違いない┐(  ̄ー ̄)┌ フッ
とは言っても 途中で首筋がかゆくなったのか 時々手を襟元につっこんでボリボリかいてたのは笑えましたが。≧∇≦
さて 園のお遊戯会のエンディングでは 三年前から「世界でひとつだけの花」が歌われていて 子供たちはこの練習もするんですが
ナンバーワンにならなくてもいい
って部分 我が家ではこう変えて歌ってます。
「ナンバーワンを目指したっていい」
本番では皆と同じに歌わせてますが 練習中は別です。
よく 最近は運動会で着順をつけないとか みんながんばったから同じなどという 首を傾げたくなる評価を押しつけてくるところがあるようですが 私はこれにはあまり、というか 全く賛成しかねます。
足が速いから一等賞になり褒められる。 テストの成績が一番だったから評価される。 学校を一日もお休みしなかったから評価される。
これは当然のことだと思うわけです。
いちばん生産性をあげた人物が社内で評価される。 営業成績がよかったから給料があがる。
人間、努力した評価が正当になされなければ やる気なんて出ないはずです。 営業成績がトップなのに 成績最下位の人と同じ給料なんて会社に 覇気だのやる気なんて意欲は微塵も発生しないってもんです。
やった人もやらなかった人も ヘタだった人も上手だった人も できない人もできる人も同じ評価であるべきなんて価値観、 それはただの共産主義です。
共産主義じゃ頑張りも努力もやる気も育まれることはないでしょう。 子供だって同じコトだと思います。
私が「ナンバーワンにならなくてもいい」 のフレーズが嫌いなのは 「ならなくてもいい」という表現です。
ちったー目指す努力をしろ、と。 何でもいいじゃないか、得意なものでナンバーワン目指す努力してみろ、と。
子供だからこそなおさら 「ナンバーワンを目指したっていい」 と 私は子供に歌い続けさせたいのです。
笑顔がナンバーワンでも 楽器が上手なナンバーワンでも なわとびが一番とべたナンバーワンでも 成績がナンバーワンでも 健康ナンバーワンでも お友達作りが一番上手なナンバーワンでも 挨拶が元気なナンバーワンでも
私は来年のお遊戯会のエンディング練習でもきっと息子に歌わせるでしょう。
「ナンバーワンを目指したっていい」と。
|