2005年01月26日(水) |
今キットカット、昔おちない君。 |
キットカット号とかいう電車が走ってるとか。 受験生にとっての縁起担ぎだそうですが 博多弁でいうところの 「きっと勝っとぉ」ってとこなんでしょうか。
私が子供の頃は 「おちない君」なんて名前の猿人形が受験生の間で流行ったりもしたもんです。 猿は木からおちない君とでも言いたい気持ちはわかりますが ことわざでは「猿も木から落ちる」と断言しているわけで 私的にはいささか納得のいかない商品でありましたよ。子供心にも。
つーか基本的に猿人形ってのが嫌いなんですよ私。 モンチッチとか子供心にも見ててムカつきましたから。 飛騨高山名物のさるぼぼは縁起物なんで欲しいですけど。 つーかあれって見た目サルでないし。 つーかさるぼぼってネーミング 博多ではけっこーヤバい響きなんですけど。
それはさておき 受験生をお抱えの皆様には戦々恐々のシーズンとなりました。
このあたりの小学校受験に関して言えば 既に合格発表もほぼ終わっている頃であります。 息子の通う塾でも最近はその話題で持ちきりです。
それもこれも 今年の受験者数の異様な増加が原因ですかね。 なんなんでしょう、今年のお受験ブーム。 あんまりテレビとかで学力低下騒がれてるからですかね。
でも倍率あがりまくったおかげで きっちり対策たてて塾通いしていた子の強みが発揮されてたそうです。 年長の夏休みから始めたなんて程度じゃ間に合わないテスト内容だったとか。
受かればラッキー程度の気持ちで受けさせられてる子は 「落ちた」っていう現実だけが中途半端に残って 十分頑張ってきての結果でないだけに 逆に可哀相かもなと思ったりします。
言い訳としては都合がいいのかもしれませんが 「落ちる」ことへの言い訳を用意して受験させるってことのほうが よっぽど親のエゴでないかなと ふと感じたり。
私は高校受験に失敗し滑り止め校に入学した口ですが ろくに受験対策もせず期末テスト程度にしか努力しなかったので 合格発表の日に後悔し自分を恥ずかしく思いました。
なんでもっと目的意識持たなかったんだろう。 頑張って落ちたら恥ずかしいから 頑張らないほうが言い訳になるしと 心のどこかで思っていた自分にはじめて気付いた時でした。
やるんならがんばろう。 必死でやってみよう。 手に入れたいなら努力しよう。 人目なんか関係なく。
受験の後悔が私に教えてくれたことでした。
息子には好奇心と目的意識を持って努力することを楽しむ人間になって欲しいと 子を持って以来教育理念として掲げていることですが それは自分にも繰り返し言い聞かせていることかもしれません。
頑張ることは恥ずかしいことじゃないし 努力することはかっこわるいことじゃない。
受験生みーんな頑張れ!必死で頑張れ!!楽しくがんばれ!!!
来年は息子も受験生。 キットカットも落ちない君もいらないくらい 自信たっぷりに立ち向かえるよう日々頑張る五歳児です!_〆(゚▽゚*)オワッタラムシキングネー♪
|