教室が終了すると 息子は時々クラスメイトの男の子から 「闘いごっこ」と称した暴力を受けることがあり そのルールもへったくれもない 程度の低い遊びを基本的に禁止している我が家では 正直それを仕掛けてくる男の子とは 関わらせたくないわけで。
しかし息子は「お友達大好き少年」。 あの子と遊ばないようになんて指導はできないわけで 子供達は廊下などで遊ぶうち その忌々しい「闘いごっこ」をおっぱじめ 叩かれたら叩き返すということも私から禁止されている息子は 毎度毎度 「やめてっ!そんな遊びだったらボクはしないっ」と 口で言い返しているわけだが 闘いごっこ好きの子供には 息子の言動は理解に苦しむところらしく。
つーことで先生に進言してみました。 ここは「教室」であること。 レッスン後に見えないところで暴力行為をしている子供がいること。 見えないところでやっているため誰も注意できない状況であること。 ウチは闘いごっこを禁止していること。 やられたらやり返せも禁止していること。 ここでは暴力をふるう子供も「そのままで100点」と容認するのか。
とまあ こういうことを話させていただいたわけで。
その結果として先生は レッスン後、教室から子供たちだけを出さないという 新たなきまりをもうけてくださいました。 きちんと対策を考えてくださった先生に感謝です。
我が子がそのままで100点と見るのはいいですよ。 でもそうでない面だってあるわけじゃないですか。 我が子の中に存在する 社会的に迷惑な面からは目を逸らさずに改善する努力するのが親でしょうよ。 個性とかなんとかいう問題じゃないっつーんですよ。
理由もなく殴る行為は個性ですか? 叱られて逆ギレする行為は個性ですか? 罪悪感がないのは子供だから仕方ないですか?
女子高生コンクリ詰め殺人事件の主犯格が裁判で 「人が痛がってるのがおかしいとおもった」 「相手がどうだろうと自分がよければいいとおもった」 「子供の頃から悪いことはカッコイイとおもってた」 などと言ってたそうな。
欲望の強さ 罪悪感のなさ 怖いもののなさ
今の世の中、改善せないかんことは山ほどあるけど ほんとはいちばん身近なことが いちばん改善せないかんことかもしれん。 子育ては誰もがやってきたことやけど 単純なようで奧が深すぎる。
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