毎朝車で息子を幼稚園に送っている私ですが、
多少余裕を持って出かけていても、
目の前にボヤボヤしている車がいたり、
迷惑運転をしている輩がいると、
文楽のからくり人形よろしく顔の表情が一変し、
夜叉の形相でクラクションを鳴らすのであります。
その時の台詞の一例を申し上げますと。
「このクソが！右折するときゃもっと右に寄れっつったい！ノータリン野郎！」
などがございます。
また、
「朝っぱらからボケ老人みたいな運転ちんたらしてんじゃねーぞ、おっさん！」
などもよく飛び出します。
そんなとき、
後部座席のジュニアシートに座って漢詩や古文のＣＤを聞いている息子は、
「ふう」
とため息をついて運転席の母を諭します。
「かーちゃん、そんなにおこっちゃいけませんよ」
「えーっっだってさー、対向車のおっさんがウインカーもださんで交差点のど真ん中でとまっとーとよー。怒鳴りたくなるやーんっっ」（←どっちが子供なんだか）
すると息子。
「・・・おっさんは、仕方ないんだよ」
・・・・・・・・・・・・・・。
おっさんは。
仕方ない。
妙に諭されました。ええ。
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