私にくりそつな姪っ子が、 六歳になりました。
生まれたとケータイに連絡が入ったとき、 ちょうど私は夕方の都市高速を走ってるとこでした。 ものすごくキレイな夕焼けが目の前に広がっていました。
この子はきっと幸せもってきた子やと、 意味もなくそう感じたのを覚えています。
今春からランドセル背負って小学生。 早いなあ。
母の家でお祝いをしましたが、 姪っ子は私からのプレゼントが不服だった様子(笑) 百貨店の商品券だし。 兄貴のリクエストってことで(元祖守銭奴兄)
私が七五三のときに着た着物を母がひっぱりだして、 姪っ子に着せてました。 あの頃嫌いだった淡い黄緑色の着物。 周りのみんなは赤とかピンクの着物だったのに。
だけど、 今はとても好きだと思う。
楽しそうに着せてる母は、 あの頃、不服そうだった私の顔を見てどう思ったんだろうか。
三十一年前の私が、 そこに立ってる気がしてクシャミがとまらなくなった。
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