Dynamite徒然草
Dynamite徒然草

2001年01月23日(火) おもいこんだら・・・

試練の道である。
おかんが?いやいや、あたしはもー試練はケッコーよ、ケッコー。

誰の試練かっつーと息子にきまっとー。
今日は火曜日なので午前中は英会話教室。
そしてランチのあと、それは始まった。

特訓。

何をするかって、ただの長距離散歩である。

我が家の近所ではいまいち環境が悪いので、
車で運動公園まで行って、ひたすら歩かせたのだった。

実は一歳五ヶ月になって間もない彼には、苦手なものがいくつかある。
「靴を履いての長時間歩行」
「靴を履いての段差降り」
「側溝の金網の上を歩くこと」

この三つをあと一ヶ月の間になんとしても克服させたいと思い、
あえてチャレンジさせたのだった。

まずは側溝だ。
ここでいつも彼は抱っこをせがむ。
しかし今日のおかんは抱かないぞ。どーする息子よ。

しばらくいったり来たりしていたが、
そのうち彼は「こっちにこい」と手招きする。
行ってみた。
あたしのスカートの横をしっかと握った。
じわじわと側溝の金網の上を歩き出した。
そう、ここをわたらないとお前はこのマンションから出られないんだよ。

できた。クリアした!

それからしばらくはおかんのスカートが必要だったが、5回目にはついに自分でスタスタと渡れるようになった。

よーしよしよしよしよしっ!グッドボーイ!!

次は段差。
これはしばらく時間がかかった。
僅かな段差でも、
「降りる」のは苦手なようだった。
「昇る」のは得意なんだけど・・・。

これも手をかすうちにできるようになった。
よっしゃ!


そして運動公園での長距離歩行に挑戦だー。
これはどーだろうと思っていると、
女子校の陸上部らしき集団が、ランニングをしているのに出くわした。

これはもしや・・・?

案の定、
息子はニコニコと、女子高生を追いかけるように歩き出した。延々と。

気がつけば靴を脱ぐこともなく、そうとうな距離を歩き続けていた。

好きこそものの上手なれとは言うが、
お前の場合はやっぱり女なのか。あーん?


この後、そーとー疲れたろうと思い、ご褒美に彼の好きな「生プリン」を買ってあげようと、いつものショッピングセンターにいったが、彼はそこでもまたかわいー女の子を見つけて抱きついていた。



・・・お前って奴は・・・。


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書いてる人 : Dynamiteおかん