カッカッカッカッカッ! 人生苦のあと楽がくる。 あたしってやるときゃやる女みたいだわ。
昨日宣言した早起きだが、 意外とあっさり起きられたので可笑しかった。
しかも大旦那がいちばん面くらっとー。
たぶん彼は、 「やっぱり起きられんよぉ〜、ごめんねぇ〜」と泣きつくあたしを想像していたに違いない。
チッ、甘いぜ。
けっこーさわやかに目覚めたし、 時間の余裕もできていーかんじやし。
あら、これってなかなかいけるかも。
三日坊主を心配しとー? うん。 あたしもそれが心配やねぇ・・(-_-メ;)
ところで、 今日、買い物にいくために車を運転してたときのこと。 博多駅からほど近い、 交通量の多い交差点に通りかかったら、 なにやら工事をやっていた。
警備員の人が車の誘導をしていたんだが、 その人を見てあたしはギクリとした。
・・・岸部シローだ。
そりゃ一昨日あたしはルックルックのヨネスケの話しをしたが、 こんなところでルックルックがらみの人物を見かけるはずもなし。
・・・バイト?
信号が青になり、 あたしは彼に誘導されて左折した。
気になって気になって気になって、 どーーーーーーーーしよーもなくて、 ついにUターンした。
岸部を確認するために。
都合良く信号が赤になり、 あたしは岸部をじっくり見た。
・・・どーみても岸部シローだ。
だがこんなところにいるわけはない。 いるわけはないんだと自分に言い聞かせ、 あたしは右折しようとした。
すると彼がふとヘルメットを扱った。
髪が真っ黒だった。 若い?
・・・彼は若者だった。 岸部シローそっくりの青年だったのだ。
ハンドルを叩いて一人、 車内で大笑いする母親を、 後ろのチャイルドシートから見ていた息子は、 このときどーおもっただろーか。
そしてあたしはもういちどUターンをし、 目的地に向かった。
きっと上空からこの様子を見ていた人がいたら、 あたしの車は迷走しているだけの不審な車にしか見えなかったろうと思う。 警察24時の中継がいなくてよかった。
岸部シローそっくりの青年。 彼の学生時代のあだ名は絶対「岸部」に違いないとしみじみ思った午後である。
がんばれ岸部。 借金になんて負けるなよ!(決めつけ)
それにしても、 早起きは三文のトクと言うが、 その三文が岸部との巡り会いだとすると、 なんかソンした気分だったりする。
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