中耳炎になりかけていたそうだ。 風邪が長引いてたからだそうだ。 息子よ・・・。
ということで、今日は朝から病院にいった。
総合病院での二科受診だったので、 待たされる待たされる・・・・
やっと耳鼻科の受付に呼ばれ、 中に入って待っていると、 隣の先生と老婦人の会話が聞こえてきた。
「先生、あたしに本当のことを言ってください」 「ええ、甲状腺が腫れていますよ」(先生) 「いえ、知っているんです先生」 「ええ、だからハンガーが首にあたったんでしょう。腫れているし。でも骨折はしていないから大丈夫ですよ、ええ」
すると老婦人は思い詰めた声で言った。 「先生、はっきり言ってください。あたしはガンなんでしょう?」 「はあ?」と、先生。 「あたし見たんですよ。紹介状の中を。そこにガンと書いてあったのを・・」
これはとんでもないシーンに出くわしてしまったと思っていた。
すると先生は紹介状を見ながら言った。 「どれどれ?ガンねぇガン・・・ハンガーとは書いてあるけどガンとは書いてないなあ」 「ええ?ここにガンと・・あれま、ハンガーだわ、あらあらあらら・・・」
カーテン越しに一部始終をみていたあたしは このベタな「オチ」にちょっとのけぞってしまった。
久々にそそっかしいばあちゃんに出会ったのでなんかうれしい。
息子も中耳炎に「なりかけ」だったので、 切らずに済んでよかったよかった。
これからは心を鬼にして、 息子の鼻水を「ママ鼻水トッテ」でズビズバ吸い取る所存です。
これを怠ると中耳炎の道まっしぐららしい。 よし、ちと可哀想だが覚悟せよ息子。
みなさんも風邪にはお気をつけくださいまし。
そうそう、紹介状の読み違えもご用心ください。
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