月の光
目次|カコ|ミライ
今朝色々と考えていた。 これで瑞歩が出てくる日記が書き納めになればって。
今はやっぱり凄く太ちゃんが好きだけど。 実際愛してると言えた人は過去に2人だから。 その中の1人が瑞歩で未だにその人は強く残ってた。 今朝方色んな事を思い出した。 瑞歩の家はホントに何もなくてリンが泊まれるように くまのクッションやグリーンのカーテンを用意。 まな板もお皿もガスレンジって言うのかな?もなかった。 ホントに生活してる?とか色々聞きそうなくらい。 ガスレンジがないのにヤカンやお鍋がある家をみたのは初めてだった。
瑞歩はスキンシップが大好きで頭を撫でたり頭を噛んだり。 手の指を舐めたり噛んだり。チゥも沢山あった。 そんな光景が凄く懐かしく思えたり....。
瑞歩は車の運転しててもずっと手を握ってくれてたり それは今でも時々運転中に思い出す。 リンにとって初めて愛された時であり 本気でこの人と一緒に居たいって思った人だから。 毎日夜の11時から次の日の4時過ぎまで電話。 電話代高いからダメだって言うリンに『俺の事嫌いなん?』って ずっと聞いていた。電話をとめる一言はきっとあったんだろうけど リンはなかなか言えなかった。『愛してる。』そんな言葉を 彼には伝えること出来なかったから。電話代がかなり請求されて 電話が止められて音信普通。会いに行ったときに終わりなんだって 確信したのは言うまでもない。 もっともっと早く彼の所に行けばこんな悲しい結末はないと思う。
でも、久しぶりに行った彼の家の窓には黒いカーテン。 それはもう彼には好きな人が居るよって言う証拠だったんだって 今朝方より一層思った。 もう終わってるのに逢いたいって凄い思ったりずっと好きでいるのは どうしてなんだろ?って。 正直今でも凄く好きで友達には重症だって言われてしまう。 太ちゃんも好きだよ。でも瑞歩がリンの前に現れたら気持ちは変わるかなって ん〜っ、でもそれは100%あり得ない話で。 きっとそんな風になってもリンは気持ちを開くこと出来ないんじゃないか?とか 色々思った。
瑞歩からもらった沢山の言葉は今でも凄く生きてて未だにリンを包んでくれる。
窓についてる黒いカーテンと玄関の扉の上のガラスの所についてた 赤地に白のハイビスカスの布は瑞歩が幸せで居るって証拠なんだよね。 今はどうか判らないけど。 いつか瑞歩よりも思う人が現れるんだろうけど。やっぱり時々出て来ちゃうな 彼はあたしを変えてくれた人でもあるから。
書き納め出来ないかも知れない。でも、今までより瑞歩を思う気持ちは 少なくなると良いな。
神様、リンに瑞歩をそして太ちゃんを逢わせてくれてありがと。 他の人もだけどね。ι
|