育英の選手権は、今日で終わりました。 トーナメントの大会は、突然、幕が閉じるのです。
前回・前々回は、決勝進出。 結果は、準優勝・優勝、と違ったけれど どちらも、選手権の一番最後の試合までやってきた。 それは、変わらない。 だから、突然、幕が閉じるということが、しばらくなかった。
トーナメントの大会は、そういう大会なのです。
ふと、思い出した。 駒場で幕を閉じたことが、多かったなあ、と。 ・・・駒場には、敗戦の印象が多いのです・・・
どちらにしても、育英の選手権は、終わりました。 試合結果は、きちんと、受け止めなければならないけれど とにかく、すごく、寂しい。
3年生が、育英のユニを着てプレーするのは、もうない。 理解はしてるし、今までそういった場面を 何度も、私は、見てきているのに でも、寂しくて、たまらない。
試合終了の瞬間は、ああ・・・負けたのか。 そのくらいしか、思わなかったけれど 選手たちが、応援席の側に、あいさつに来て ある2年生と3年生が、泣きながら、抱き合ったのを見て 涙が止まらなくなった。 きっと、その思いを2年生は、引き継いでくれるはず。
この代は、選手権優勝の次ということもあって 有形無形のプレッシャーと戦い続けた代だと思う。 もちろん、ここで終わってしまったのは、本当に残念だけれど 大きなプレッシャーと戦い、ここまで、来たのも、また、事実。 そんな彼らに、私は、ここまで連れてきてもらった。 そう、思っている。
彼らに出会えてよかった。 みんながいたから、楽しい日々を過ごせた。 ありがとう、心をこめて。
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