チームの終わりは、突然やってくるもの。
そして、今日が、この代の最後の日。

PK戦は、寂しさ、悲しさが倍増。
そして、理不尽なもの。

同点に追いついてから、目の前で展開されるサッカーは、すごかった。
なぜ、あなたたちは、こんなすごいことができるの？
そう思うくらい、すごかった。
だから、だから、勝ちたかった。
でも、サッカーの神様は、残酷。
結果は、敗戦。
そして、この代のチームは、終わりました。

夏までのチームだったら、１点取られたところで、終わってしまったかもしれない。
でも、今日のチームは、違う。
跳ね返す力があった。

だけど、もう少し、もう少しが、足らなかった。


やり残したことは、たくさんあると思う。
心残りも、山のようにあると思う。
でもね、やりきれなかったことがあるから、先がある。


今日が、思い出になるまでは、時間がかかるかもしれない。
でも、今日までのことは、きっと大きな財産になる。
３年生みんなのサッカー人生が、今日で、終わるわけじゃないんだから。


みんなに会えて、このチームを応援できて、よかった。
みんながいたから、楽しい日々を過ごすことができた。
ありがとう、心をこめて。