2007年7月16日 この日、ここで行われたプリンスリーグ関東2007・12位決定戦 私にとって、忘れられない試合がひとつ増えた。
今年のプリンス関東、9試合を終えて、グループの順位は7位。 来年度から、2部制になるプリンス関東。 1部リーグに残るために必要な順位は、12位。 グループ7位は、自力で12位が可能な、でも、一番下の順位。
一昨日、2007年7月14日 前商との試合に、勝利。
今日、2007年7月16日 浦和東との12位決定戦。 晴れてきた。暑くなりそう・・・。
前半10分 PKで先制される。 なかなか、起点が作れず、ボールが繋がらない。 そんな中で、先制されたときは、どうなることか、と思った。 20分過ぎくらいから、ようやくボールが動き出す。 ボールを持つと、中央のほうが、意外とスルスル前に運べることに気がつく。 もしかして、狙い目は、ここ? 真ん中でボールを持った堀越くんがドリブルで進んでいく。 そして、山口くんの同点ゴールが決まる。 前半のうちに、追いつけて、よかった。 1−1で、折り返し。
後半。 前半より、ボールが繋がり、リズムが出てきたように思った。 ボールを持って上がっていった穣くんが、エリア内で倒され、PK。 堀越くんが、落ち着いてPKを決めて、勝ち越し。
この後の時間は、本当に長かった。 ゴールを狙える位置からのFKは、松本くんが止める。
ロスタイムは、5分くらいあった。 残り時間は、本当に、長かった。
ようやく、試合終了の笛。
12位、来年度の1部リーグ残留が決まった。
この12位という順位は、決して、ほめられる順位ではない、と思う。 だけど、だけど ・第9節の鹿島学園 ・16位決定戦の前商 ・12位決定戦の浦和東 負けられないこの3試合を、彼らは、勝ち抜いた。
その結果、来年度1部リーグで戦うことができる。
この9日間。 いろいろなことを考えた。 でも、最後に思うのは *どうしても、1部リーグで試合をしたい*
確かに、来年度は、違うチームが試合をする。 けれど、1部リーグで試合をするには、今年度の試合で勝たなければいけない。
言葉は、ちょっと違うかもしれないけれど 先輩から後輩へ、引き継いでいって欲しいもの。 そんな風に、私は、思っている。
試合が終わった瞬間、涙が出た。 12位で泣くなんて、志が低いとは、思う・・・。 でも、緊張が解けたのと、本当によかった、という気持ちなのだろう。 涙は、しばらくの間、止まらなかった。 みんなが、挨拶にきてくれたときは、泣いてなかったけど(笑)
こういう試合があるから それを自分の目で見るために、私は、彼らを追いかける。 今日もまた、そんな風に思いながら、帰途についた。
|