+++反省しても、後悔しない+++

2002年01月07日(月) 国立

力を余したまま、試合に負けること。
選手権の試合が始まった時から、思っていた。
全力を出しきれるなんて、ありえないけど
もっとできたはずなのに・・・そう思うのが、1番イヤだった。

今日の準決勝がどうだったのか、私には、わからない。
2002年1月2日・3日・5日・7日の育英は
私の知っている・私がずっと見てきたチームとは
どこか、違う、別のチームのように見えた。
プレッシャーがあったのかもしれない。
ずっと気がかりだった危うさが出たのかもしれない。
いい場面が、長くは続かない、そんなチームに見えた。
国立という素晴らしい舞台で、彼らの笑顔を見ることはできなかった。
合計41試合見た、このチームの最後。
現実として、とらえることが、まだ出来ない。

試合後、泣き出した廣井君・小池君・山田君・・・そして、宮川君。
3年生は、3位の表彰式までは、堪えていたのだろう・・・
バックスタンドに向って歩き出す頃から、涙。
泣き崩れて歩けない岡本君。
今日を、思い出にするのには、時間がかかるだろう。
きっと3年生は、どこかに思いをそして悔いを残したまま卒業していく。
でも、彼ら、ひとりひとりのサッカーが、これで終わるわけじゃない。
2年生には、感傷に浸る間もなく、新人大会が待っている。

あまりに思い入れが強過ぎる、この代が終わったら
育英を追いかけるのは、やめよう、そう思ったこともある。
でも、泣いている2年生たちに、同じ2年生だった
2年前、国立での青木君が、重なって見えた。
彼らが、今日を思い、これからどんな成長を見せてくれるか。
私は、それを見ていきたいと思う。


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