ア イ デ ン テ ィ テ ィ 。   by胡桃。
2004年09月19日(日)  海。波。夕日。確認したこと。
『海がみたい』そう言ったら。

平日も昨日も仕事だった旦那が。本当に海に連れて行ってくれた。

たった20分で海まで来れるなんて。

山育ちの私には。今まで考えられないことだった。

今まで海を見に来ても。ちょっと見て。時間が迫って。

『さて帰るかー』てカンジだったけど。

シーズンも終わりかけの人も疎らになった海で。

ただ砂浜をのんびり歩くなんて。

風のせいで強く打ち寄せる波に足をつけて。

サンダルから入ってくる砂が。なんだかとっても楽しくて。

何をするでもなく。なんだか夢のようなオハナシ。




帰りの車の中ではこれまた夕日がきれいで。

まるで『今写真を撮るしかない』みたいに言われてるみたいで。

慌ててシャッターを押した。

海沿いだからか平地だからなのか。

晴れた日は。この土地は本当に夕日がきれい。




今日の戦利品は。海岸でのんびり拾った貝殻たち。

一番大きな巻貝は。旦那が見つけてくれたモノ。




そっか。そっか。

やっぱり。私。

一緒にいれる時間がないから。こんなに淋しかったんだ。

と。改めて分かった。

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