ア イ デ ン テ ィ テ ィ 。   by胡桃。
2004年03月09日(火)  暴力の果て。
会社で。よく暴力をふるうサブチーフ。

とはいっても。困った時に一番助けてくれるそのサブチーフは。

人気も信頼もあって。そんなサブチーフを。私も憎めない。

その暴力っていうのも。彼なりの後輩に対する愛情らしいのだが。

それでもたまに。コレがとてつもなく痛い。


昨日も。腕をギィィィィィって力一杯握られて。

『ヒィィィィィィィ。いだいぃぃぃぃぃッッ』

叫んだ瞬間聞こえてきた耳障りなこの音。















バキッッッ



ヒィィィィィィィィ。つーか。バキッッッてなに?なんなのよぅ?

ヤ…ヤバイ。私の腕折れちまった?












・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?















でも。











全然痛くない?ナンデ?











ふとサブチーフを見上げると。目に涙を溜めてこの一言。



『うぅぅぅぅ。・・・・・・・・・・いだいよぅ』



そして。私の腕を握っていた手の左指が明らかにプラーン状態。





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ウホ。普段人をいじめてるからバチが当たったのねぇ。ニヤリ

人の痛む姿を見て笑ってるくせに。

自分の痛みにはあまりにも弱々しいその姿に。

本人目の前にして大爆笑しつつ。

『ダイジョブっすか?』

一応声はかけてきたんだけど。


今日になっても。サブチーフの薬指のシップが取れることはなく。


そして。他の社員さんとすれ違うたびに言われた言葉。




『胡桃さん。●●(←サブチーフの名前)の指めいっぱい握って脱臼させたんだって?』









オイ。話が違うじゃねぇか。
コノヤロウ。





でも私。こんなアホアホな人たちが。

なにげに好きだったりする。

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