ア イ デ ン テ ィ テ ィ 。   by胡桃。
2003年08月06日(水)  おかしぃ・・・。
つい先日の出来事。

夕方定時を過ぎた会社の門に入って来たのは一台のタクシー。
そしてそこから降りてきたのは60歳は過ぎていると思われる
上品そうな初老の女性。

会社の自動ドアからしゃなりしゃなりと入って来たその女性の手には。
小さな包みがあった。

受付で迎えた私に、その上品な声で女性は言う。

『これね。××会社から預かった●●様(←会社のチーフの名前)宛ての荷物ね。
 ハンコ下さる?』

とりあえずハンコを押して荷物をもらった私。
そしてその女性はまたしてもタクシーに乗り込んでさっそうと消えていった。

私は。事実を飲み込めず、しばし呆然としてしまった。

ええ。確かにね。
機械の急なトラブルで●●チーフ、××会社に発注していましたよ。

でもね。でもね。あまりに急を要するため。




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あひゃひゃひゃひゃひゃ。

大笑いしながらチーフに荷物を届けに行った私は、早速チーフに報告。

荷物がなかなか来ないことに痺れを切らしていたチーフも思わずプッ。

そして一言。


『それってタクシー便だよねぇ・・・・』

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