某突起名の母なのだが。
この歳で今更「ママ。」でもないし、
養われていた頃は「お母さん」だったが、
逆に母の収入が自分の稼ぎより下になると「母さん」だった。
やがて、某突起名の「うつ」が安定して、母も「うつ」だと
気がついてS浦先生のところに一緒に通う頃になると「あなた」
・・・で、某突起名が居ないと暮らしていけない状態になって
いつの間にか母親の呼称は「テルミさん」になっていた。
・・・「ラパンさん」と同格か。それもなんだかだけれど、
なんかしっくりするんだよな、「テルミさん」が。
朝はふたりとも「いたたたたたた!」と、腰を労わりつつ起床。
「・・・テルミさんも腰なの?」
「私の腰痛なんて20年以上前からやて。」
「私は今の布団になってからかなぁ。」
「アンタも歳になったってコトやて。」
「うわー!アラフォーになると腰痛がはじまるのか!」
「アンタも見た目に反して立派なオバサンなんやて。」
「うっわ!テルミさんと同格ってすごいイヤ!」
「どうでも良いけど、トゥルースリーパーの布団タイプ、
買うなら早く決めなさいよ。販売終了するよ。」
「うぐぐ・・・でも今月は髪を切るって決めてるしなぁ。」
「散髪なんて毎月行くのが常識人。
行かん口実、長く続く髪形、探すのがオバハン。」
「じゃあ、テルミさんみたいに何ヶ月も行かないのは?」
「何言っとるの!私には孫がおるやろ!『オバアサン』やて!」
「え〜、テルミさんが私を生んだのが24歳で、
オネエサン共を生んだのが21歳?だっけ?」
「ご名答。」
「じゃあ、私がテルミさんだとしたら、今頃は・・・。」
「早けりゃ娘か息子が子供を産んで預けに来とるんじゃない?」
「もしかしたらオバアチャンか・・・。」
「孫は金がかかるで〜。」
「あばばばばばヾ(゚д゚)ノ゛(←動揺している。)」
「それより○○ちゃん、トースト焼いてよ。」
「テルミさん、たまには自分で焼け!」
「焦がしていいなr「焼きます!焼かせてください!」
「こんなメモ書きでメルカリOKなの?」
「大丈夫なはず!わからなかったらメルカリ見ればいいよ!」
「テルミさん・・・(←憐みの目)」
「はい、そこで手を止めると明日の郵便局に間に合わんよ!」
「へ〜い。(←雲霧仁左衛門の手下風に。)」
「大体アンタの荷物やでね!全部!」
「へ〜い。(←やっぱり手下風に。)」
メルカリってもっと余裕を持って挑むものだと思ったのに。
そして某突起名が供した餃子を食べてすぐ寝るテルミさん。
見る角度を選ぶと、トド?
まあ、いいか。明日はテルミさんより早く起きて、
メモ書きに修正を加えれば。
詐欺まがいの会社の青汁に引っ掛かったので、
それもメルカリに出してしまおう。
だってコールセンターのオニイチャンは、
「こちらから送った時点でお客様の所有物なので!」って
はっきり言い切ったもんね。
それなら高い代金払い切った今なら、尚更、私のモノでしょ。
誰にも何にも言われないはずだもんね。
あ〜、明日は郵便局で狭い待合室で、メルカリの手続きを
約10品もやらなきゃなんだな〜。郵便局の人の心境を思うだに心苦しい。
それでも、「今日は10品も仕事があるんだ!儲かった!と
思うのが本当の郵便局員さんじゃないの!?」と、
言い放ってしまうテルミさん。その神経の図太さが
強みになる時がたまにあるんだよね。
それがメルカリの売り物を郵便局に預ける明日。
明日は天気が少しは晴れると良いな。
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